韓国一覧
国籍回復の手続、日本に居ながら韓国籍を取得するまで。(続き)
- 2024.04.24(水)
- 国籍・家族関係登録(戸籍)
2019年11月22日の投稿(ここを⇒クリック)、国籍回復手続きについての反響がここへ来て増えています。
中でも多いのが「後にこの夫婦に大きな災厄として降りかかったのでした。」について、一体何が起こったのかを知りたいとの問い合わせ。
問い合わせの多くは帰化によって日本人になった元韓国籍の方からのもの。
要望に答えて続きを話すと、「夫婦に起こって災厄とは、彼らが無事に韓国籍を回復したその日その瞬間に[彼らは外国人となり日本でオーバーステイになってしまった]こと。
本人らの認識不足と領事館の説明不足がその原因かと思います。
書類作成のみの依頼で申請後には僕の手を離れましたので、僕がその事実を知ったのはずいぶん後の事でしたが、、、
結論から言うと、難しい役所の手続きは「そん法務事務所へご用命を!」となります。
特にこのケースのように取り返しの付かない恐れのある手続きはなおのこと。
「餅は餅屋へ」ですよ。
ちなみに帰化した特別永住者が韓国籍を回復した際、果たして再度特別永住者に戻れるのでしょうか?
次回はこれについて検証してみようと思います。
日本における国際結婚(カップル)の変遷。日本人・中国人・韓国人の視点から。
- 2023.04.18(火)
- ただいま休憩中・・・
一昔前は若い中国人女性が中高年の日本人男性と交際して、結婚したり子どもが生まれたりして日本で何らかのビザ(在留資格)を取得して定住化するパターンが多かったように思います。
韓国人も同じく、若い韓国人女性と中高年の日本人男性のカップルが大多数でした。
ここ最近ではすっかりその姿は変貌を遂げました。
まず最初に中国人の場合、男女問わず年配の方が若い日本人を従えて(表現が悪いですがご勘弁を)日本や中国の都市を闊歩する姿が増えたように見受けられます。
その一方韓国人と日本人のカップルはと言うと、相変わらず若い韓国人と中高年の日本人カップルが大多数で、代わったのは若い韓国人女性が若い韓国人男性になっただけ。
韓国クラブ(韓クラ)が衰退して韓国人ホストクラブが人気を博している状況です(ホストクラブもすっかり下火ですが、、、)。
BTSの活躍を横目に、同じ韓国人として複雑な心境で現在の状況を見ています。
在日コリアンが婚姻届をする際、「本国の独身証明書を持参するよう」に言われたらどうする?②
- 2023.02.17(金)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 戸籍・住民登録
続きを書きます。
前回のブログで本国の独身証明書が出てこない在日コリアンは日本の役所で婚姻届が出せないかと言うと「そうではありません」となります。
実際僕の事務所に年に数回全国各地から問い合わせが来ますが、電話で下記のとおりに説明するとその後「先生の言ったとおりにすると届け出ができた」との返事をくれます。
要は『本国に自身の身分関係の届け出をやっていない(戸籍が無い)在日コリアンの特殊事情を考慮して『独身だと言うことを誓約する【申述書】なる書類を提出することで本来必要となる書類の提出を大目に見てもらう』やり方になります。
『それでも「ダメだ!」と言い張る役人がいたらその場で僕に電話ください』と言ってますがかかってきた電話はありません。
ちなみにこのような電話でのやり取りは全くの無償で事務所の経営においてはなんの利益も産みません。
それでもそうやって親切にやっているときっとどこかで別の依頼に繋がることを信じています。
ちなみに先日も電話相談でやり取りした女性からバレンタインのチョコが届きました。
連絡先が無かったのでこの場を借りてお礼します、、、ありがとうございます。
韓国への渡航にビザが不要になる日はいつになるのか?
- 2022.07.05(火)
- VISA・在留資格関連 , コロナ関連 , パスポート
コロナが発症して以降、渡航制限を経てやっと日韓間の観光が再開されましたね。
しかし、この間に2002日韓共催ワールドカップから続けられていたビザなし交流が途切れてしまいました。
そのしわ寄せが、つい先日の『ビザを求めて韓国領事館前に長蛇の列!』報道など、両国国民にジワリと生じています。
今朝の報道によりますと、日韓財界首脳の3年ぶりの対面の席で、『ビザなし交流再開』を求めて声明が発せられました。
これに反対する勢力もあるでしょうが、そもそもその方たちは両国に興味も行く用事もない方たちでしょうから、再開を望む勢力が発する声はそっとしておいて欲しいですね。
ちなみにビザが必要となったことで手続上、かなり困惑している方たちもいるようです。
日韓2重国籍を持つ子どもたちです。
彼らが困っているその理由とは、、、明日に続きます。
韓国が1年間何度でも入国可能な<マルチビザ>を準備しています。
- 2022.06.30(木)
- VISA・在留資格関連
今朝の新聞によると、韓国政府が7月から日本や台湾、マカオからの観光客に対して、<1年以内なら何度でも韓国に入国できるマルチビザ>を発給すると発表したとのこと。
6月1日から再開した短期観光ビザに続けて<観光客誘致>に全力投球していますね。
ビザの申請のために領事館前に長蛇の列ができていた報道を僕も見ました。
観光客の誘致にビザの手続きが支障となっていると判断した国が即応した形。
また今後オンラインでのビザ申請も整備していくとのこと。
日本と違って決定から実行までが本当にスピーディーな韓国らしい取り組むですね!