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韓国映画『暗殺』を観ました。

WOWOWで放送されていた韓国映画『暗殺』を観ました。

何せ演者がみなうま過ぎるのでいつも韓国映画には引き込まれます。

どんな思惑にしろ、植民地時代に命を懸けて独立運動を闘った志士たちは間違いなく存在していました。

娯楽映画とは言え、当時の時代背景と抑圧された民族の悲哀を振り返ったとき、国籍とは何か、民族とは何かを深く考えさせられます。

個人的には先日スクリーンで見た新感染 ファイナル・エクスプレス」よりも見ごたえがありました。

レイトショーで韓国映画「新感染」を見てきました。

相変わらず「リアルさ」を求める韓国映画らしい演出は良かったのですが、記録的観客動員数など、過度に期待していったのでイマイチ満足できなかった。

(前に映画館で観た「国際市場で逢いましょう」には遠く及ばない満足度。)

日本映画「アイ・アムア・ヒーロー」にどことなく似ていたのも一因か。

やはり韓国映画は<南北分断もの>か「殺人の追憶」など、<猟奇殺人もの>が面白い。

韓国映画「国際市場で逢いましょう」を観てきました。

日曜日、空中庭園のあるビルの中の小さな映画館で鑑賞しました。

ほぼ在日コリアンと思しき客たちの中、「建国高校」のジャージを着た女子集団にやたら目を惹かれました。
内容についてほとんど知らされないまま、珍しく「これが見たい!」と言う妻の意見に従ったチョイスです。(個人的には『マッドマックス』が見たかったのですが。)

見進めるうち、オリジナルタイトル『(国際市場)』の柔らかい印象とは全く違うストーリー展開に。
隣に座っていたスタイル抜群の韓国アガシのすすり泣く声に僕もたまらず落涙しかけ、、、(そのアガシの隣には初老の男性が。これから同伴でしょうか?)

前々日に家で『LIFE!』と言う映画をDVDで観たのですが、その映画は「これから歩むべく人生について」がテーマになっていました。
それと相対するように『国際市場』は家族のために人生をささげたある男性の生涯(過去)を振り返った話。
たて続けに人生について考えさせる映画を見て、正直しんどかったです。
是非見てくださいと勧める気はありませんが、とりあえず自分のオモニ(母)に渡すチケットは買って帰りました。
(僕が観た映画館の最終上映は6月26日でした。鑑賞されたい方はお早めに!)

※リンク
『国際市場で逢いましょう』
『LIFE!』

『レッド・ファミリー』

日本の入管法では、「日本国又は日本国以外の国の法令に違反して、1年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者。」を永久上陸拒否者として日本への入国を認めない。
これは日本の他の法令と意を異にしていて、執行猶予付判決を受けて猶予期間が経過しても「刑に処せられた事実」をもって永久上陸拒否者の立場は免れない非常に厳しい規定なのだ。

連休初日の昨日、懲役2年6月の執行猶予付判決を受け、その後の裁判でも日本での在留を認められず、2年半もの間日本にいる我が子に会いに来ることができなかった外国人父の上陸(入国)を認めるとの嬉しい便りが届いた。
弁護士から回ってきた事件で、僕の見立てでは5年若しくはそれ以上の時間がかかると思われた。
依頼者へもそう伝えていたので、依頼者(妻)はもちろん僕自身も本当に驚いた。
(日本にいる幼い子のことを思って誠心誠意・心血注いで陳述書を書いたのが報われたのだと思いたい。)

依頼者と僕の誠意がどのように評価されたかは不明だが、親子がバラバラに暮らす悲劇を2年半という時間で止めてくれた入国管理局の英断に心から感謝したい。

偶然にも昨日見た『レッド・ファミリー』と言う韓国映画も家族の絆について問う内容だった。
家庭を守るため、「嫁と子どもと自身の命(健康)はくれぐれも大切にしなければ!」と、この2つの出来事から再度思い知らされたのでした。

お終い。

 

『アメリカン・スナイパー』と『イミテーション・ゲーム』と(映画感想)

戦争映画をたて続けに見ました。

両方ともアカデミー賞ノミネート作品とあって見応えがありました。
どちらも真実にもとずいたノンフィクションらしいのですが、個人的にはイミテーション・ゲームが気に入りました。
どちらも戦争と言う大きなテーマの中にそれに関わることを余儀なくされた個人の人生を関連付けた内容。
僕の中では三つ目のテーマ(差別と偏見)を大きなテーゼと掲げた『イミテーション・ゲーム』に軍配が上がりましたが、映画と食事は本当に見る人、食べる人によっては千差万別。
見る方それぞれの感想があろうかと。
どちらの映画も一見の価値ありとは思います。

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