新聞報道一覧
『やられたらやり返す!』ではもう遅いのではと思うこと。
またもストーカーの犯行と思われる痛ましい事件が起こった。
報道で毎日のように取りざたされている女子高生殺人事件だが、犯人は21歳の青年で事件によって自らの人生までをも棒に振ってしまったと言っていいだろう。
仕事柄、夫婦間のトラブルについての相談を受けることも多いが、その多くが妻に三下り半を突き付けられた『男たち』による嫌がらせ行為への対処の仕方だ。
実に未練がましく、暴力的で、利己的な行動をとる男たち。
配偶者や恋人に別れを告げられた時、それまでの『愛情』がどんな経緯で『憎しみ』や『殺意』に変わるのだろうか?
同じ男として想像はしてみるもののまったくピンとこない。
現在マスコミは警察批判に矛先を向けているようだが、警察とていずれ『殺人者』となる人間を見分けることなど不可能であるし、24時間体制で一個人を警護することなどできないのではないかと思う。
マスコミや周囲が何と言おうと被害者の無念と親族の絶望は癒えることは無いだろう。
桶川で起こった事件以降、いったい何人の女性が命を落としたことか。
このような事件が起きるたびに『やられる前にやる!』以外、我が子を護ることは不可能なのではないかと思ってしまう。
『やられたらやり返す!』ではもう手遅れなのではと思うのであった。
(あくまでも想像の話ですが。)
ミゲル少年が歌う、『消~臭~力~』のCMに秘められた思いとは。
- 2013.03.12(火)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
二日続けて新聞からの情報ネタ。
ちょっといい話だったので紹介します。
朝日新聞のコラムで、エステーの会長が語っていたお話。
今ではすっかりおなじみとなった『消臭力』のCMでとても美しい歌声を披露するミゲル少年。
実はこのCMが流れ始めたのは2年前の東日本大震災直後のこと。
僕の記憶にもあの時テレビで流れていたのは、『こんにちは~ありがとお~、魔法の言葉で~』のフレーズが一時頭から離れなかった公共広告機構のCMだ。
エステーの宣伝部では、震災後の暗い空気を一変させようと苦情を覚悟で斬新なCMの放映に踏み切ったのだそうだ。
実はあの時、ミゲル少年が歌っていた場所はポルトガルのリスボンと言う街。
リスボンは18世紀に市民の3分の1が犠牲になったといわれる地震と津波の被害から復興した街らしのだ。
バッシングも覚悟してのCM放映であったが、オンエアで流れたミゲル少年の歌声を聞いて胸のもやもやが晴れた方が沢山いらっしゃったのでは。
昔好きで見ていた『がっちりマンデー』と言うテレビ番組に度々出演していたエステーの会長さん。
とても魅力を感じる人だなと思っていましたが、このコラムを読んでより一層好きになりました。
震災から2年経つ今も被災者は被災者であり続けている現状を知って思うこと。
- 2013.03.11(月)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
東日本大震災から今日で2年が過ぎました。
2年前の今日、仕事中に大阪入国管理局のテレビモニターに映し出されるおもちゃの車のように流される駐車中の車両を不思議な感覚で眺めていたことが思い出されます。
犠牲者の数は途方も無く多く、1万5千人を越える死者が出た大惨事でした。
今朝の新聞で知ったのですが、未だ行方のわからない方の数も2668人に上ります。
行方のわからない家族を探し求める男性の模様が紹介されていましたが、痛ましい光景を思い浮かべ何とも言い表せない気持ちになります。
自然災害とはほとんど無縁の大阪という場所で、日々無事に暮らせている自分自身や家族が如何に幸福であるのか実感させられます。
被災した方々に何が一番不足していて何を一番救いとされているのか、遠く離れた大阪からは伺い知ることも出来ません。
亡くなられた方たちのご冥福を祈ることと行方のわからない方たちが一日でも早く見つかることを祈るだけです。
そして、いつ自分や家族に襲い掛かるとも限らない自然災害についての防災意識をしっかりと持つことを、東日本大震災とその被災者達の姿から学ぼうと思います。
大阪の不明女児の遺体が発見されたニュースに接して思うこと。
ネットのニュースタイトルを見て、『もしや!』と思ったのもつかの間、また別の意味での残酷な事件の報道であることを知った。
最初に頭に浮かんだのは、『吉川友梨さん』のことだ。
平成15年から行方不明になった女性(事件当時9歳)で現在もその消息は不明だ。
近隣で起こった事件でもあり、忘れることが出来ない。
昨日のニュースでは、大阪市内の女児(6歳)が数年前から行方不明になり両親が女児の児童手当を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕されたとのこと。
マスコミの言うことは半分ほどしか信用しないことにしているが、もし事実だとすれば鬼畜のような人間の仕業である。(何らかの動機や理由はあるにせよ。)
報道によると、女児は平成18年に大阪市内で生まれたがその直後に死亡。
女児の遺体は、母親が別に借りているマンションの押し入れにあったスポーツバッグの中から発見されたらしい。
10年が過ぎてもわが子の行方を追い続けている親がいる一方、生まれた直後に自らわが子の人生を終わらせる親もいる。
何ともやりきれないニュースが本当に多い。
<吉川友梨さんの情報提供を呼び掛けるサイト>
http://www.jtw.zaq.ne.jp/ittyan/yurichan_top.htm
国際政治の影響によって、その都度日本に在留する外国人への影響が懸念されること。
- 2012.08.17(金)
- VISA・在留資格関連 , 憤慨 , 日本語
平和を祈願すべき終戦の日・光復節に日本と大韓民国との間で政治的な騒動が起こりつつある(否、既に起こってしまったか?)
日本に住むコリアンは、北も南も分け隔てなく本国と日本との政治的摩擦による影響を即時にモロに受ける身だ。
アメリカの大学生がターバンにヒゲを蓄えた人間を狙って銃を乱射した事件が起こったが、とにかく国家間や宗教間の諍いに関係の無い市民が巻き込まれるのは迷惑千万。
今回の韓国大統領の発言により日本に住むコリアンが大小様々な被害に遭わないことを祈りたい。
現在及び今後在留手続を行うニューカマーに不利益な取り扱いがなされない事も。