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国籍選択に悩む女子高生の投書を読んで思うこと。

今朝は夏休み中の娘と二人で自宅近くのパン屋へモーニングをしに行ってきた。

途中、長男が現れせっかくの二人きりの時間を邪魔されて嫌な気持ちなった私。

パンを食べつつ今朝の朝日新聞を読んでいると、日本人の母親と外国人の父との間に生まれた日本に住む女子高生の「国籍選択制度」に対する思いが綴られていた。

父母両方の国に自分自身のルーツとアイデンティティー持つその女子高生は、「国が一定の年齢に達した自分たちのような重国籍者に国籍選択を迫ることに違和感と非情さを感じている」と訴えていた。

外国に住みながら4世代に渡ってしぶとく外国籍を維持している我が家にも、いつ彼女のような存在が身内として現れるかも知れず、他人事とは思えなかった。

(ちなみに僕の国籍国である大韓民国は、2011年から一定の条件の下「重国籍容認」の立場を取っている。)

切り取った投書欄を娘に渡したが、さすがに小学校5年生にはあまり理解できないようであった。

僕の地元にある『大阪偕星学園』山本監督の言葉。「貧乏でも野球は勝つ!」

インターネットのニュースサイト(ライブドアニュース)で『大阪偕星学園』山本監督のインタビュー記事が載っていたので紹介します。

「自分の子供たちを甲子園のグラウンドに立たせられて感無量です。」

甲子園出場が決まった同校野球部は、新しいデザインのユニホームを学校からプレゼントされたとのこと。

「本当に感謝しています。今まで子供たちには苦しい思いをさせてきたので。」

これまで用具メーカーを通さず、ユニホームや道具を購入。

「ダイレクトメールで来る“廃盤”を使ってました。去年のデザインで在庫処理になるものを格安で売ってもらっていた。」

練習用のユニホームは上下500円、試合用でもストライプ柄にKのマークが入ったもので上下1万円。

「お金がかからないんですよ。倉敷高のときも同じデザインだったんですが、Kのマークはマジックで書いていたんです。」

スパイクは980円だ。

山本監督いわく、「スポーツってね、国籍、肌の色、お金持ち、貧乏とか関係ないんですよ。野球がうまい奴が勝つ。貧乏でもお金持ちに勝てるんです。野球をしてるときくらいは、子供たちにそういう夢を見させてあげたい。」

「前任の高校で突然、部員が来なくなった。何でかと聞いたら部費が払えないから。僕がその子の家に行くと、母子家庭でお母さんが真っ黒に手を汚したまま出てきた。ガソリンスタンドで働いてたそうです。なのにプッチンプリンを出してくれて…。もう涙が出ましたよ。それでお金はいらないから、野球をやろうと言ったんです。」

だからこそ、「この学校でも<strong>お金がない子たちにすべてを合わせる。</strong>遠征費も1日3食ついて2500円のところに泊まってきた。」

家庭環境に配慮したチーム作りをしてきた指揮官。

「お金がないから野球ができない、勝てないというのはおかしい。そういう姿を甲子園でも見せられたら。」

同校の選手達と山本監督の活躍を期待したい!

ゴールデンウイーク明け。頑張らなければと思いつつ、正直しんどい。

ゴールデンウイーク、みなさんはどのように過ごされましたか。
僕は昨年と違って特に予定を組まずゆっくりしようと考えてましたが、結局半分は仕事に取られました。

それでもこどもの日には何かしてあげなければと悩んでいたところ、以前から行こうと思っていた姫路セントラルパークへ家族で出かけることに。

車で周るサファリパークは中々の見応えで、子どもたちも若干興奮気味。
(相変わらず一番テンションが上がっていたのは〝何時までも子どもじみた父親〟の僕でしたが、、、)


前日には姫路城にも行くことができて、行き当たりばったりにしては充実した旅ができました。

また、偶然にも泊まった旅館にバレーボール女子ナショナルチームが宿泊していて、あの木村沙織選手も生で見ることができました。
(背の高さに息子はビックリ!!していました。)

そして、その木村沙織選手の姿に小学校でバレーボールをしている自分の娘の未来の姿を重ねてしまう親バカの私でした。

お終い。

『レッド・ファミリー』

日本の入管法では、「日本国又は日本国以外の国の法令に違反して、1年以上の懲役若しくは禁錮又はこれらに相当する刑に処せられたことのある者。」を永久上陸拒否者として日本への入国を認めない。
これは日本の他の法令と意を異にしていて、執行猶予付判決を受けて猶予期間が経過しても「刑に処せられた事実」をもって永久上陸拒否者の立場は免れない非常に厳しい規定なのだ。

連休初日の昨日、懲役2年6月の執行猶予付判決を受け、その後の裁判でも日本での在留を認められず、2年半もの間日本にいる我が子に会いに来ることができなかった外国人父の上陸(入国)を認めるとの嬉しい便りが届いた。
弁護士から回ってきた事件で、僕の見立てでは5年若しくはそれ以上の時間がかかると思われた。
依頼者へもそう伝えていたので、依頼者(妻)はもちろん僕自身も本当に驚いた。
(日本にいる幼い子のことを思って誠心誠意・心血注いで陳述書を書いたのが報われたのだと思いたい。)

依頼者と僕の誠意がどのように評価されたかは不明だが、親子がバラバラに暮らす悲劇を2年半という時間で止めてくれた入国管理局の英断に心から感謝したい。

偶然にも昨日見た『レッド・ファミリー』と言う韓国映画も家族の絆について問う内容だった。
家庭を守るため、「嫁と子どもと自身の命(健康)はくれぐれも大切にしなければ!」と、この2つの出来事から再度思い知らされたのでした。

お終い。

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姪の卒業式に行ってきました。

日本の高校で学ぶ姪がこの春に高校を卒業、大学に進みます。

少し前まで裸で公園を走り回っていたおてんば娘も、チマチョゴリをまとって他の生徒たちと並んで高校を巣立ちました。

自由な校風で決まった制服も無いその高校の雰囲気が姪にあっていたようで3年間とても楽しい学生生活だったようです。

卒業式もその校風通りで教職員はじめ挨拶に立つ大人達も参加者を退屈させない飾り気のない多様な話をされていました。

特に校長の話では、全日制の卒業式にも関わらず定時制を卒業して有名大学へ進学した生徒を称え彼の頑張りを紹介していたのが印象に残った。

以前、仕事で大阪の公立小・中学校の校長先生3名に頼みごとをしたことがあるが、その方たちも本当に親身に生徒・子どものことを考えておられたのが思い出される。

どんな先生に出会うかで学生生活の全てが左右されることもあり、教師との巡りあわせは本当に大切だと思う。

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