事務所のこと一覧
おかげさまで『そん法務事務所』は満5歳になりました!
2009年7月1日に開業した『そん法務事務所』も何とか満5年を迎えることができました。
これもひとえに沢山の方々からのご支援をいただいたおかげだと心より感謝しています。
いまだに僕のような半端者が事業者として事務所経営を続けられていることを不思議に思う同級生やサラリーマン時代の元同僚もいることでしょうが、僕自身も至らないところだらけの自分自身が5年間も事務所を続けられたことにいまいち実感を持てずにいます。
それでも時は過ぎ、開業の時に幼稚園児だった長女は小学4年生に、2才だった長男も小学2先生となり、まだ生まれてすらいなかった二男は幼稚園に通って、それぞれ楽しい毎日を過ごしています。
彼らがスクスクと成長しているのと同じように、『そん法務事務所』も日々スクスクと成長できるように、僕自身、行政書士としてまた人間として頑張っていく覚悟です。
より多くのお客様の依頼にお答えできるように、今まで以上に日々の研鑽と誠実な業務への取り組みをお約束いたします。
<行政書士として、人間の定めた『法』と、人間本来の『情』や『心』をバランスよく汲み取り、依頼者のために全力で職務に取り組む。そのことを信念に仕事をして参ります。>
これからも何卒、『そん法務事務所』をご愛顧いただけますことを心よりお願い申し上げます。
本日7月1日は当事務所の開設記念日です。沢山の方々に感謝を込めて!
4年前の今日、この上本町に事務所を構えて『そん法務事務所』が始動しました。
その間、3人の事務員さんの助けと沢山のお客様からのご依頼によって、何とか事務所を維持して来れました。
サラリーマン時代の同僚からは『よくお前なんかが事務所を構えてやって行けるな~。』と不思議がられますが、僕自身も正直不思議に思うことが多いです。
それでも、僕みたいな欠陥の多い人間に大事な仕事を任せてくださる依頼者を裏切らないために、日々の研鑽と『とにかく依頼者のために』の理念はどこにも負けないように頑張って来ました。
これも全て周りの人間の助けがあったからこその成果です。
それこそ命を掛けて商売をして来られた諸先輩方、損得感情抜きに信念だけで自分の道を行く同級生、そんな先輩たちに追いつき追い越そうと必死に頑張る後輩たち。
彼らの頑張る姿に刺激をもらい怠けようとする精神に喝を入れられたおかげだと、つくづく感謝しています。
このような環境を育んでくれた在日コリアンコミュニティと日本社会に少しでも貢献できるよう、これからも頑張って参ります。
相続をはじめ、ここ数週間の仕事は亡くなった方の手続に関するお手伝いばかりなこと。
- 2013.06.30(日)
- ただいま休憩中・・・ , 戸籍・住民登録 , 日本語 , 相続・遺言
この仕事をしていて不思議なのは、時によって似たような仕事が集中的にやってくることだ。
昨日のブログでも紹介したが、今僕の事務所で一番多いのが在日コリアンが関係する相続についてのお手伝いだ。
何より複雑で大変なのが、未整理のまま放置されている本国(韓国)の家族関係登録(旧戸籍)に関する謄本の入手やそれに基づいた相続人の確認作業、それに一番苦労するのが日本語訳。
被相続人から相続された不動産の名義を変更する際に、韓国籍の在日コリアンは法務局へ本国の身分関係を証明する書類を添付するのだ。
もちろん、ハングルで表記されているものについては日本語訳を付けるのが基本。
司法書士さんや弁護士さんからその件での依頼が来るのだが、その作業はほとんど事務員さんへまる投げ状態。
彼女の『目』と『肩』と『神経』を酷使させていることに多少の罪悪感を持ちながらも、やって来た仕事は当然のようにありがたく請け負っている。
中でも、『縦書き・手書き』の除籍謄本は強敵である。
当時の役所の職員さんが、癖のタップリ利いた漢字&ハングルで枠からはみださんばかりの勢いで書き上げた代物だ。
ビッシリ詰まった文字を眺めながらの事務員さんのため息がこだまする、、、
見ていて面白いのが、昔誰かに教わったことのある『創氏改名』の痕跡がありありと記載されていること。
『あ~、ホンマにこんな目にあってたんやな~』と感慨深く思う反面、もう遠い昔の出来事だと何も感じない自分もいる。
不思議に思うのは、創氏改名によって無理やり付けられたと言うその日本名を、日本での生活手段として使用している彼らの子孫(僕ら)がいくらでも居ること。
(ちなみに僕の日本名:通称名は近藤。その由来は10数年前のNHKの大河ドラマである。創氏改名とは何ら関係ございませんが。)
何とも複雑怪奇な『歴史問題』なのであった。
お終い。
たまに言われる『最近ブログ更新してませんね!』の言葉に促されて久しぶりに投稿を試みました。
- 2013.05.17(金)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
厄年などあまり気にせずに過ごして来た本年も、アッという間に5ヶ月が経過しました。
仕事に追われた4月までと違って、今はすっかり事務所も落ち着きを取り戻しています。(そろそろ不安が襲って来る頃!)
たまに言われる『最近ブログ更新してませんね!』の言葉に促されて久しぶりに投稿を試みましたが、本当に良いニュースが無いのが残念です。
僕の身近な話題と言えば、母校やその生徒達が日本政府・地方自治体から特別扱いされて苦労している話だとか、僕の祖国(韓国・朝鮮)と生まれ故郷である日本がとても仲が悪くなるような話題で持ちきりだとか、本当に気が滅入ることばかりです。
それでも頑張っている日本にいる仲間や、いろいろな事情を抱えながらも何とか日本で生きる道を必死で探そうとするニューカマーの姿を見て、『自分もまだまだ頑張らねば!』とボルテージを上げるようにしています。
しかし、外国人にとっても本当に住み良いと思っていた日本社会も、少なくない政治家の発言や在日コリアンを敵視する団体の出現によってとても恐ろしく感じます。
この状態がいつまで続くのか、本当に不安です。
数多くの日本の善良な市民の方々が新聞の投書欄などで『仲良く、未来志向で!』などと呼び掛けてくれてはいますが、この際、国同士腹を割って話し合ってほしいとも思います。
、、、、、
話は変わりますが、僕の友人が代表を勤めるサッカーのクラブチームが法人組織化して、僕もそれを手伝うことになりました。
『サッカーを通じた社会に通用する人間形成・子ども達の心身の育成を目指す』という、志の高い取組みです。
団体行動が特に苦手な僕にはとても真似の出来ないことを、同じ年の人間が先頭に立って進めています。
このブログでも活動状況などを報告したいと思いますので、興味のある方は一緒にやりませんか?
これが唯一の『良いニュース』ですよ。
本年も何とか無事に年を越すことが出来ました。(皆様に感謝です。)
- 2012.12.31(月)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語 , 行政書士
出口の見えない停滞を続ける日本経済において、本当に景気のいい話を聞くことがありません。
今年も、僕の周りでは倒産や個人破産の話、それに伴う一家離散の話など、暗い話や相談の方が圧倒的に多かったように思います。
そんな状況の中でも何とか事務所を1年間保つことが出来ました。
これも皆、私どもの事務所へ依頼してくださるお客様のおかげであると、本当に心より感謝しています。
特に今年は、頑張って書き続けたブログの効果なのか、ホームページからのご依頼が多かったように思います。
あまり期待を持ってホームページやブログを立ち上げた訳では無かったのですが、今ではその効果に必需性を感じております。
先日も在日の超有名スポーツ選手からの相談の電話をいただいて、緊張してうまく話せなかったことがありました。
来年も引き続き初心を忘れず、『驕らず』、『怠けず』、『靡かず』に、行政書士としての本分わきまえて職務を全うして参ります。
何卒、よろしくご愛顧くださいませ。
2012年12月31日
行政書士孫勇