子供一覧
出産。
- 2011.07.29(金)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
男である私は一生経験することのないその行為に、今から義妹が望もうとしている。
自分の妻が3度の出産すべてでひどい難産を経験したせいか、夫でもないのに心配している。
なんとか無事に産まれるといいが・・・
妻の出産には全て立ち会ったが、あの時ほど無力感を味わったことはなかった。
反対に、どんな状況においても患者(この場合は妊婦か)と向き合わなければならない、医者という職業に尊敬の思いを抱いた。
私が思うに、医者と弁護士ほど恐ろしい職業はない。
どちらも人の生死に直結する結果を求められることがあるから。
行政書士で良かった、と思う。
職業に貴賎はないか?
子供のころ、永遠に続くとも思われた“学生”という身分は、今振り返るとあっという間の出来事だった。
今では、永遠に続くとも感じられる“労働者”という身分に、私を含めた多くの大人達が震撼させられているにちがいない。
運よく今の仕事に就くことが出来た私は、お客さんに喜びを与える職業に大変やり甲斐を感じているし、収入以上に沢山のものを得ていると日々感謝している。
自分の子供達には、一切、親の個人的な思いや期待を押し付けないことを心掛けているが、社会に出るまでの短い時間に自分の職業や将来像について悩み抜くことだけは、ものごころがついた頃から口をすっぱくして言い続けている。
人生の大半を費やすであろう『労働の時間』を、より有意義に過ごさせてやるために、「どうせ働くのだったら自分が好きな分野かせめて人から感謝される職業に就かせてあげたい。」
そのことだけは、親の意志を押し付けさせてもらう。