行政書士一覧
来月11月9日は行政書士試験が実施されます。合格目指して最後の追い込み頑張ってください!
毎年この時期に実施される行政書士試験。
国家資格、とりわけ法律系の資格ではハードルが低いと思われがちですが、ここ10年間の合格率は概ね5%~10%で推移しています。
(平成17年度の試験では2%台と驚異の低合格率でしたが、、)
ちなみに僕が受験したのは平成14年度試験でそのときは出題ミスもあったりして合格率は19.23%でした。(高卒の僕が運よく受かる訳です!)
当時、漫画の『カバチタレ!』が刊行され、一般に行政書士の名が広く知れ渡った時期とも重なります。
行政書士を目指す方には是非頑張って勉強して試験に望んでもらいたいと思います。
ネットなどでは未だに“行政書士では食べて行けない”との否定的な情報が見られますが、それは司法書士でも弁護士でも何ら変わらないことです。
成功しないことを資格のせいにしないで欲しいです。
行政書士を目指す人、また行政書士として頑張ろうとする人には、そんな“外野のヤジ”に惑わされず目標に向かって一生懸命に頑張ってもらいたいです。
もちろん、ライバルたちとの戦いは容易いものではありませんが、、
平成26年8月末時点での全国の登録行政書士数は約4万5千人。
大阪府内にも3000人近い数の行政書士がいます。
神戸にんにくや事件に見る不法就労助長罪の重みについて
一昨日の報道で飲食店展開をする「神戸にんにくや」の経営者並びに元専務が外国人を不法に就労させたとして逮捕されたことを知りました。
逮捕容疑は入管法違反(不法就労助長罪)となっていましたが、具体的にその条文を見てみると、
○出入国管理及び難民認定法第73条の2(抜粋)
次の各号のいずれかに該当する者は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 事業活動に関し、外国人に不法就労活動をさせた者
二 外国人に不法就労活動をさせるためにこれを自己の支配下に置いた者
三 業として、外国人に不法就労活動をさせる行為又は前号の行為に関しあつせんした者
尚、その2項では、無過失の場合以外は処罰を免れることができない旨規定されています。(つまり、知らなかったでは済まされないと言うこと。)
今回の逮捕容疑はまさに上記73条の2違反で、懲役刑もある大変重い罪に処される可能性があります。
これに関わったとして行政書士も逮捕されています。
逮捕されてしまった行政書士の無実を信じている僕ですが、だとしても彼が被る社会的制裁はあまりに大きすぎるように思わずにはいられません。
(現時点で元専務以外は容疑を否認している。)
おかげさまで『そん法務事務所』は満5歳になりました!
2009年7月1日に開業した『そん法務事務所』も何とか満5年を迎えることができました。
これもひとえに沢山の方々からのご支援をいただいたおかげだと心より感謝しています。
いまだに僕のような半端者が事業者として事務所経営を続けられていることを不思議に思う同級生やサラリーマン時代の元同僚もいることでしょうが、僕自身も至らないところだらけの自分自身が5年間も事務所を続けられたことにいまいち実感を持てずにいます。
それでも時は過ぎ、開業の時に幼稚園児だった長女は小学4年生に、2才だった長男も小学2先生となり、まだ生まれてすらいなかった二男は幼稚園に通って、それぞれ楽しい毎日を過ごしています。
彼らがスクスクと成長しているのと同じように、『そん法務事務所』も日々スクスクと成長できるように、僕自身、行政書士としてまた人間として頑張っていく覚悟です。
より多くのお客様の依頼にお答えできるように、今まで以上に日々の研鑽と誠実な業務への取り組みをお約束いたします。
<行政書士として、人間の定めた『法』と、人間本来の『情』や『心』をバランスよく汲み取り、依頼者のために全力で職務に取り組む。そのことを信念に仕事をして参ります。>
これからも何卒、『そん法務事務所』をご愛顧いただけますことを心よりお願い申し上げます。
唯一購読していた漫画『特上カバチ?』が最終回を迎えたこと。
昔から漫画雑誌を購読する習慣は無いが、『ナニワ金融道』以来、故青木雄二氏とその弟子達から生まれた作品はコミック本で読んできた。
特に、僕の職業である行政書士を取り上げた『カバチシリーズ』は僕の愛読書でもあった。
多少話に『盛られている』部分はあると思うが、基本的には行政書士業務及びそれに付帯する関連業務がストーリーの主体となっていて掛け値なしに面白い。
正直、依頼者からの相談を解決するヒントを『カバチシリーズ』や『ナニワ金融道』から引っ張り出してきたことも一度や二度ではない。
数日前のブログで紹介した通り、ここ最近は相続など人の死に関連する仕事の依頼が多かったが、おととい読んだコミックの最終話も交通事故の遺児とそのお祖父さんの相続に関する話だった。
最後に感動的なストーリー且つハッピーエンドで終わらせてくれた作者にお疲れ様の言葉と『長い間ありがとう!』と言いたくなった。
この漫画のおかげで我々行政書士のネームバリューが飛躍的に向上したことに間違いは無く、僕も漫画の登場人物のように『人情味あふれる仕事』を続けていけたらなと思う今日この頃であった。
お終い。
※ちなみに、すでに『カバチタレ3』の連載が始まっているらしい。
本日7月1日は当事務所の開設記念日です。沢山の方々に感謝を込めて!
4年前の今日、この上本町に事務所を構えて『そん法務事務所』が始動しました。
その間、3人の事務員さんの助けと沢山のお客様からのご依頼によって、何とか事務所を維持して来れました。
サラリーマン時代の同僚からは『よくお前なんかが事務所を構えてやって行けるな~。』と不思議がられますが、僕自身も正直不思議に思うことが多いです。
それでも、僕みたいな欠陥の多い人間に大事な仕事を任せてくださる依頼者を裏切らないために、日々の研鑽と『とにかく依頼者のために』の理念はどこにも負けないように頑張って来ました。
これも全て周りの人間の助けがあったからこその成果です。
それこそ命を掛けて商売をして来られた諸先輩方、損得感情抜きに信念だけで自分の道を行く同級生、そんな先輩たちに追いつき追い越そうと必死に頑張る後輩たち。
彼らの頑張る姿に刺激をもらい怠けようとする精神に喝を入れられたおかげだと、つくづく感謝しています。
このような環境を育んでくれた在日コリアンコミュニティと日本社会に少しでも貢献できるよう、これからも頑張って参ります。