憤慨一覧
母は強し。
今日、久しぶりに人の演説に心を揺さぶられるほど感動した。
ある集会での女性の演説で、飾り言葉もジョークもない朴訥な語りだったが、だからこそ彼女の胸の内がダイレクトに伝わってきた。
男が話すとああはならないだろう。
子を持つ母の心の叫びが、多くの共感を得たことは間違いない。
(母は強しなのであった。)
後は、私をはじめ、彼女の思いを受け止めた人間がいかに行動するかである。
(お父さんも頑張らなければ。我が子の追っかけばかりやってては、子も親も成長しないのだ。)
再審開始決定。
ここ最近、立て続けに明るみになる冤罪事件。
警察や検察のずさんな捜査に問題があることは確かでしょうが、それを裁く裁判官の役割にこそ、問題が多かったのではないでしょうか。
間違いを犯した人間は、一般人であろうが公務員であろうが、ペナルティは公平に受けるべきだと思う。
検察叩きもいいが、25年もの時間を奪い去った判決にこそ目を向けるべきだと思う。
いずれにしろ、罪を着せられた人間と被害者遺族の時間と無念が癒されることは、永遠にないのだろう。
ザ・公務員。
- 2011.11.30(水)
- VISA・在留資格関連 , 入国管理局情報 , 憤慨 , 日本語
権力を握るとそれを履き違えて行使しようとする人間がいる。
僕のこれまでの経験では、特に公務員にそのような人物が多く、与えられた権力や肩書きを自身が生来持って生まれたかのように、お客様であり自分達が存在できている唯一の根源でもある『市民』に対して、横柄でぞんざいな態度を取るのだ。
つい先日も僕が頻繁に出入りするある役所で、相談に訪れた一市民である僕に対して、余程怒鳴りつけてやろうかというような冷酷な態度で接する公僕がいたのだ。
自分のことであれば『責任者を出せ!』となるのだが、依頼人を代行して行っている身、そこはグッとこらえるしか無かったのだ。
僕は何も通らなかったものをくつがえせと頼みに行った訳ではない。
将来ある若者の未来を案じて、再申請のヒントを得る話し合いがしたかっただけなのだ。
それすらも彼らに言わせると『我々の感知しないところ』で片付けられてしまえるのだろうか。
僕の部下でお客様にあのような態度をとる人間がいたら、即刻クビだ。
お役所仕事さまさまの話でした。
それでも明日は訪れる。
大阪首長選挙は橋下氏率いる維新の会の快勝に終わった。
周辺からは、『これで弱者切捨てが加速し、我々(在日コリアン)がますます苦しい立場にさらされる』との声が聞こえる。
実際そうなるだろう。
勝ったものは民意を旗印に自分達の考えをどんどん押し進めて行くのでしょう。それが正解かどうかは将来その民意を表明した人々が直に判断することになるでしょうが。
維新の会には、反対意見としての民意も汲み取った政策を進めていただければと個人的には思います。
話は飛躍するが、先日卒業してから20年振りの同窓会に参加した。
そこではほとんど学生時代話をしたこともない人達とも話すことができて、本当に有意義な時間が過ごせた。
それぞれ各分野で活躍している人もいればそうでない人間もいるわけ訳だが、あの場所ではそんな社会的な肩書きや身分などは全て取り払われて、学生時代にそうであったように本質の人間性のようなものが試される数少ない機会だと思う。
歌がうまいとか、スポーツに長けているだとか、男だったらケンカが強いだとか・・・
普段の社会生活では味わえない『醍醐味』を存分に味わえた。
学生時代にこれと言った活躍もしていない私は自己紹介からはじめなければならない場面が結構あって、20年経って今更という感じもあったが、それもまた面白く思えたのだ。
『自分が何者であるか』を教えてくれ、本音で話せる大切な仲間を、これからも大事にしようと思ったのだ。
維新の会には、こんな仲間達との絆を育んでくれた在日コミュニティーや民族学校を、『海を越えた異国の脅威』を理由にイジメないでいただきたいのだが。
大阪首長選挙②。
- 2011.11.20(日)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 憤慨 , 日本語
大阪市長及び府知事の選挙戦が大変な盛り上がりを見せている。
先日も鶴橋駅を通りかかると、平松候補の演説準備で物々しい雰囲気だった。
今までだとそのまま通り過ぎるところだが、今回の選挙が在日をはじめとする社会的弱者の未来の処遇に大きく関わるものだと感じるため、投票できないもどかしさにイライラが募る。
「選挙権など要らない?!」と言っていた在日の団体もあったが、権利獲得のため一致団結して取り組む時期にきてるのではないだろうか。
現在及び未来の子供達のために取り組まなくてはならない課題は、まだまだ沢山残されているのであった。