ブログ

憤慨一覧

コロナウイルスの影響で役所の応対にも差が出始めていますが、ルールは守って欲しいものです。

今でも週に1,2度は大阪出入国在留管理局を訪問して在留中若しくは日本に来ようとする外国人の在留手続のお手伝いを続けています。

そんな中、毎日沢山の外国人と顔を突き合わせて窓口対応を続けている入管職員と窓口業務受託先の派遣職員の方々には本当に頭が下がる思いです。

一方、先日東大阪法務局(大阪法務局東大阪支局)へ帰化許可申請の受付の可否について問い合わせたところ、当面(5月6日まで)の間は窓口での受付を行わないとの回答をもらいました。

大阪本局(天満橋)でも申請の予定がありましたので念のため問い合わせたところ、「申請受付を拒否することは我々は立場上できない」との回答。

いったいどちらが正しいのか?

職員の電話応対での態度から直感的に東大阪支局の職員の回答に疑念をいだいた僕は法務省民事局(東京です)へ問い合わせ。

「自粛要請期間の申請は避けていただけるようお願いすることはあっても申請行為を拒否することはできない」とのこと。

医療現場や入管職員の姿を目に浮かべると、けんもほろろに「できない」と嘘を言う東大阪法務局の対応は許せません。

皆さんも役人の対応に疑念を抱いた場合は大元の官庁へ直接問い合わせてみるといいですよ。

僕はいつもそうしています。

彼らは『オカミ』ではなく『コウボク』ですから、何にも気兼ねすることはありません。

リセットが許されない狭量な社会では、人は生きていけないのでは無いかと感じること。

人間誰しも多かれ少なかれ一度や二度の失敗をして人生を歩んでいるのでは無いでしょうか。

昨日の報道によると、郵便局でアルバイトをしていた暴力団員が詐欺の容疑で逮捕されたとのこと。

暴力団員であることを隠して(身分を偽って)報酬を得たのが法に触れたようです。

現在、暴力団への締め付けは日を追うごとに厳しさを増し、口座を作ることも家を借りることもしんどい状況。

生きていくためにまっとうに就労しようとした彼のことを責めることが正しいとは思えません。(これを認めないということは犯罪に手を染めることを国が助長しているように思えるのだ。)

このこととは少し論点がずれるのですが、僕の身近なことろでも、過去の失敗や自身の出自によりいわれのない差別や嫌がらせを受けた人間がいます。

その一人は将来の門出を妨害され、自身の親までも酷く罵られ、散々な目を負いました。

彼をそこまで追い込んだ人物たちがまっとうな生き方や商いをしていないことを周りの人間は僕に教えてくれました。(狭い村社会に生きているといろんな情報が入ってくるものです。)

過去に失敗もして他人に迷惑もかけたことがある僕ですが、少なくとも『自分のことを棚に上げて一つの失敗を責め続ける似非道徳人のように振る舞う彼ら』のようには、決してなり下がらないことは誓えます。

何も生産されない士業と言う職業について。

申請書の束を見て、『わー、準備大変でしたでしょう!』と言ってくれる方もいらっしゃるのですが、僕の職業は本当に仕事をしている様子がわかりにくいと思います。

パン屋なら出来上がったパンを頬張り、建築屋さんなら完工した自宅を見て、職人さんの仕事の成果を現物として見たり味わったりすることができる。

しかし、行政書士の仕事は依頼者に代わって問題を解決したり、役所への申請をお手伝いする仕事。

許可が出て許可証を見ることはあっても、それは紙切れ一枚。

それに10万、20万、30万と請求されると『吹っ掛けられた!』と思う方もいるかも知れません。

なので、極力事前の説明(手続きの流れ・所要時間・実費と手数料)に時間をかけるようにしています。(それすらも『聞いてないよー!』という困った人もいますが、、、)

最近では書面を利用して説明をすることも増やしましたが、これがなかなか難しいのです。

僕らの依頼される仕事がほとんどの場合ケースバイケースで、一律の見積りや所要時間が図れないからです。

それを逆手にとって料金を値切ってくる方もいらっしゃるので、本当に注意しなければならいと思うのです。

(昨日からの怒りがまあ癒されないので、ブログにぶつけてみました。)

安価な労働力として雇用の調整弁にされようとしている日系4世たち。

法務省はこれまで親族と一緒に滞在するなどの条件付きでしか日本での在留を認めてこなかったブラジルやペルーに住む日系人の子孫(日系4世)を、奴隷ビザと呼ばれている技能実習生と同様に、安価な労働力として雇用の調整弁の役割で、しかも3年の期限付きで日本へ迎え入れることを決めたようです。

リーマンショックの際、小遣い程度のお金を渡して大量に日系人を母国へ追い返しのは記憶に新しい。

この国の外国人政策は常にセンスがなく、そして冷ややかだ。

弱い者いじめをやめない大人が、子どものいじめ問題を解決することなどできはしない。

高速道路でトラブルになった相手の車を停止させて死亡事故に発展させた男性が逮捕されました。

この報道を最初に新聞で知った僕は、詳しい内容が判明する前から強い怒りをおぼえました。

テレビの報道などでは被害者側の供述しかわかりませんが、事件のおよその概要は判明しています。

犯人の男は被害にあった車が家族連れであったことを分かったうえで必要に追い回し、結果二人の人間を死に追いやり、子どもたちから両親を奪いました。

もし相手が中が見通せないスモークを張った黒塗りのベンツだったとしたら、この男は同じ行動をとったでしょうか?

結局、人間は怒りをぶつけるときも相手を見て怒りを調整しています。

だれかれ構わず乱暴にケンカを売ってるように見える〝乱暴者〟ほど、相手が自分より弱者かどうかを狡い目で吟味している卑怯者なのです。

そんな輩から身を守るためには、そいつらより強くなるか対峙する機会を回避する判断力を養わなければならないのでしょう。

日本の生活でお困りのことはご相談ください
06-6766-7775 土・日・祝日も相談OK 受付/9:00~20:00