帰化申請業務関連一覧
相談予約に2ヶ月、受付の予約に2ヶ月、職員が足りないのか?日本国籍を欲しがってる人が殺到してるのか?正直理解不能です。
- 2021.09.01(水)
- ただいま休憩中・・・ , 帰化申請業務関連
コロナの影響もあって役所の窓口では来庁者の人数制限を設けているのでしょうか?
その一方、大阪出入国在留管理局や大阪法務局国籍相談窓口のようにコロナ対策をしっかり取りつつ、訪れるお客様へならべく不要な待ち時間や『密』を回避する措置を講じている役所もあります。
そもそも2ヶ月間も平気で窓口業務を止めるような役所の人間に市民をお客様と捉える思考は持ち合わせていないのでしょうね。
是非一度民間に『下って』社会勉強をしていただきたいものです。
帰化許可申請後に交通違反をした場合、審査に及ぼす影響はいかに?
- 2021.08.05(木)
- 帰化申請業務関連
帰化申請の際、不許可を避けるために事前のインタビューは欠かせません。
入念に確認するのは犯歴についてです。
若かりし日の万引やケンカなどの『お痛た』から、運転免許取得後の交通違反まで記憶をさかのぼってもらい聞き取りを行います。
軽度な違反や相当年数が経過しているものは概ね審査に影響を及ぼしません。
しかし、帰化の審査には短くて半年、長い場合だと2年近くを要します。
特にその間に注意しなければならないのが交通違反です。
この数年間に取り組んだ事案でも何件かのケースで『審査期間中の交通違反や人身事故』が発生、そのうちいくつかは不許可事由に該当する事案も。
ではどのような場合に審査で弾かれてしまうのでしょうか?
【次回に続く】
帰化をした場合の名前の決め方、悩み方。(その2)
- 2021.07.27(火)
- 帰化申請業務関連
帰化をする際、日本人となった後の自分をどう名乗りたいですか?
日本風の名前にしたい、本国の名前をそのまま使用したい、尊敬する日本人の名前にあやかりたい、、、などなど。
当事務所へ依頼される方たちの中でも最大の悩みの一つと言えます。
<通称名>なる制度により普段から仮の日本名を名乗っている在日コリアンたちは、それまで使用していた日本名に落ち着くことがほとんどです(最近では本国名をそのまま使用する方も増えているようですが)。
中にはそれまで使っていた名前とは全く異なる氏名を選ぶ方もいます(心機一転でしょうか?)。
僕は子どもらに「20歳を超えたら帰化するのは自由やけど、見た目も使う言葉も同じやから責めて名前くらいは残して頂戴よ!」と言っています。さもしい考えですが、、、
『本国名使用の門戸を開いた先人』として噂される孫正義のようにはいかないのでしょうね、、、
帰化をした場合の名前の決め方、悩み方。
- 2021.07.26(月)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 帰化申請業務関連 , 戸籍・住民登録
前にアフリカ人夫婦の帰化申請を行った際、先に帰化した奥さんは自身の母国の名前をカタカナ表記にしてそのまま名乗っておられました。
ご主人が帰化することにも積極的に応援していたその奥様が名前のことで急に不満を漏らします。
それは帰化した夫婦の場合、二人とも日本人になり同じ戸籍に登載されますので『氏』をどちらか一方のものに選択しなければなりません。
そのことをてっきり忘れていた奥さんは『なんで後から帰化した夫の方の氏に変えなければいけないの⁈』とお怒りの様子。
あまりの剣幕に僕も返す言葉がなく、二人でよく話し合ってくださいと言うのがやっとでした。
結局、ご主人のアフリカ国籍当時の氏を名乗ることで落ち着きましたが、韓国籍や中国籍しかり、夫婦で日本人になる際は氏の選択にご用心なのである。
PS:先だって、最高裁でまたも夫婦別姓の主張が跳ねのけられましたが、反対している裁判官らの主張はようわからんものばかリでした、、、彼らは何を恐れているのやら、、、
申請回数3回、トータル所要時間5年。帰化申請にこだわり続けた社長の意地。
- 2021.07.08(木)
- 帰化申請業務関連
帰化申請は一度落ちてしまうと次回申請までおよそ2年は待った方がいいと一般的には思われています。
僕の依頼者で会社社長をされている人物ですが、1度目の不許可で納得できずすぐに再申請を行いましたが、2度目も許可がもらえませんでした。
さすがに3回目は少し時間を置きました(それでも1年ちょっと)が予断を許さない申請。
そもそも帰化許可申請の場合、不許可理由が全く開示されないので本当に困ったものです。
あれがダメだったのかな?それともこれかな?と思い当たる節があれば良いのですが、この社長のように「全く身に覚えがない」となった場合大変困難な状況に陥ります(依頼を受けた僕がです、、、)。
3度目の正直でやっと成果が出て本人は『大喜び』僕は『一安心』。
今も帰化の相談が数件きておりますが、何とか一発で許可をもらえるように日々依頼者の人生と向き合っています。