ただいま休憩中・・・一覧
リオデジャネイロ五輪男子マラソン銀メダリストがゴール間際に取ったポーズについて。
- 2016.08.22(月)
- ただいま休憩中・・・
ほんの短い間に行われたオリンピックが終わりました。
女子マラソンのレースでゴール付近に数人が飛び出して来てハラハラさせられた以外、僕が観ている限りでは特に大きな問題がなく無事に終わった感がある。
昨今の世界情勢とブラジル特有の治安の悪さから、色々と心配が多かったので選手や関係者も一安心といったところか。
ところで昨日最後の陸上競技として行われた男子マラソンでとても奇妙な光景を目にした。
優勝したケニア人選手の後ろを走るエチオピ人アランナーが、ゴール手前付近から頭上で両手をクロスさせた状態で走り始めたのだ。
これはどう考えても日本で言うガッツポーズ等喜びの表しには見えなかった。
ネットニュースによると、そのエチオピア人ランナーが「エチオピア政府が異議を唱える人々を弾圧していることに対して抗議の意思を表した。」とのこと。
オリンピックは、純スポーツの祭典でありながら、その一方、国家や家族や平和や自由等様々な『思い』を背負った世界屈指のアスリートたちの宴なのだと感じさせられた僕なのであった。
お終い。
吉田沙保里選手の涙に屈強なアスリート魂を見せられて感動した件。
- 2016.08.19(金)
- ただいま休憩中・・・
表彰台でこんなにも涙を流し続けるアスリートも珍しいんじゃないか、と思った方も多いのでは。
(ワールドカップの試合前に国歌を聞きながら号泣する鄭大世選手以来、、)
前日の全階級金メダルに続き、五輪4連覇を狙い圧倒的優勝候補だった吉田選手も順当に決勝戦へ。
準決勝までは起きていたがそれ以降は見逃した僕は、朝のダイジェストで吉田選手が敗退したことを知った。
表彰式で人目もはばからず泣き崩れる吉田選手を見て「やはりこの人は凄い!」と思ったのだ。
前人未踏の五輪4連覇を目指し、世界の誰よりも苦しい努力をしてきたこと、それをサポートしてくれた沢山の人々への思いが込み上げての涙だったと推測するが、優勝にかけていた思いは他の選手のそれを大きくうわまわっていたのだろう。
インタビューでファンや関係者へ感謝の思いを最初に語る吉田選手の姿に思わずもらい泣きしそうになった。
それにしても今回のオリンピックで日本は本当に強いな~。うらやましい限り。
お終い。
ヤフオクで<スピードラーニング韓国語版>を購入して語学の勉強中。
- 2016.08.04(木)
- ただいま休憩中・・・
僕は12年間民族学校へ通い、日々母国語(韓国・朝鮮語)で授業を受け、校内でも母国語での生活をなかば強制させられていた。
にもかかわらず、現在の仕事に就いてオリジナルの韓国人とコミュニケーションするとき、僕が習った母国語がまったく通じず相当な苦労をした。
自分の子達には僕みたいにならないよう、毎日のように自宅テレビに映し出されている韓ドラ(妻の日課)を見て『オリジナルの言葉』を少しでもマスターするように言っている。
そしてつい先日、自分もあらためて勉強しなおす意味で、ヤフオクで<スピードラーニング韓国語版>を格安で購入。
もっぱら電車に乗るときや出かけるときの車内で聞くようにしている。
それにしてもビジネス会話より반말(パンマル、タメグチのこと)の方が語彙も多く非常に難しい。
やはり韓クラ(韓国人ホステスがいるクラブ)通いは必須なのか?
『ジニのパズル』、本年の芥川賞受賞を逃した在日コリアン作家の作品を読んでみた件。
- 2016.07.28(木)
- ただいま休憩中・・・
村田沙耶香さんの『コンビニ人間』と言う作品が今年の芥川賞を受賞しましたね。
彼女のインタビューを聞いてみて是非読んでみたいと思いました。
しかし、僕が先に目が行ったのは崔実(チェシル)と言う作家名。
しかも作品のタイトルも『ジニのパズル』とある。(いつまでも在日コリアンミーハーな僕なのであった)
早速Amazonで発注、手に取ってみた。
正直、大人(と言うより初老)の僕が読むには少し物足りなさを感じた。
これを民族学校へ通う娘へ進めて大丈夫だろうかと思いながら、「一度読んでみるといい」と言って娘の手へ。
何も知らない娘は「ちょうど夏休みの読書感想文にいい!」と言っていた。
娘がどのような感想文を書くのか、その中身に興味津々の父であった。
お終い。
⇒こちらから『ジニのパズル』について群像新人文学賞を受賞した崔実(チェシル)さんのインタビュー記事が見れます!
出自にあまりこだわりを持たないブラジルの方の国民性についてのコラムを読んで思ったこと。
- 2016.07.21(木)
- ただいま休憩中・・・
リオデジャネイロオリンピックが近づいてきました。
今朝の朝日新聞朝刊のコラムによると、卓球のブラジル代表選手6人のうち4人が日系ブラジル人だとのこと。
これにブラジルのマスコミ等が反応することはほとんどないらしいのだ。
ブラジル国民の99%以上が国外出身者であるのがその理由だとか。
日本であれば選手の名前や見た目から、「どこかのハーフか?」や「帰化したのか?」等当然のようにその選手の出自に興味を示すことが多いように思う。(コラムでもそう取り上げていた。)
氏名の一文字に「金」や「姫」、「淑」、「範」等の文字を見つけては、その有名人を「在日コリアンか?」とみてしまう自分自身も、その有名人の出自について関心を示しているのだなと思った次第。
コラムではさらに、日本のスポーツ界(男子バレーを例に挙げて)の強化策として、体格の良い外国人の血を混ぜることを推奨するブラジル人スポーツ選手の見解を紹介していたが、まさに理にかなった考えだと思ったのだ。
お終い。