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日本語一覧

度々起こる、登下校中の学生の列に車が突っ込み幼い命が犠牲になる事故について。

『車は走る凶器だ!』

それを強く認識させる痛ましい事故が、最近たて続けに新聞紙面をにぎわせている。

今日も、僕の事務所と目と鼻の先で小学1年生の女の子が自動車事故により命をおとした。

例のように、児童の列に車が突っ込んだ事故である。

昨年1年間の日本の交通事故死者数は4,612人と、ここ数年減少傾向にあるようだが、その数字は少ないとは言えない。

高齢化に伴って、高齢者が被害者にも加害者にもなっている事故が増加傾向にあるようだが、自動車会社には『エコカー』の開発よりも優先して、『事故防止機能付自動車』の開発を早急に進めてもらいたい。

僕自身も過去にひき逃げ事故で親族を亡くした経験があるが、自分自身も加害者になりかねないと細心の注意と臆病過ぎるほどの精神状態を保って車の運転をしようと思う。

如何に安全運転を心がけようともこちら側が善意無過失であろうと、事故は避けることはできない場合があるのだから。

昔読んだ東野圭吾さんの『手紙』という小説について、最近色んな場面で思い出してしまうこと。

稀代の売れっ子小説家、東野圭吾さん。

生まれも育ちも大阪市生野区で、通っていた中学は僕の家から徒歩1分のところにある。

更に僕が通っているヘアーサロンは、東野圭吾さんの実家後地に建ったマンション1階にある。

僕の妻が彼の小説をよく読んでいたのだが、僕もそれにつられていくつかの作品を読んだ。

(最近映画にもなった『夜明けの街で』は、夫としては身震いするような恐ろしい内容だった。)

その中でも印象に残っているのが『手紙』という作品です。

映画にもなっている作品ですが、テーマとなっているのは(あくまでも一読者の立場でそう感じるのだが)『差別』だ。

そしてもうひとつのテーマは、『差別の連鎖』。

殺人犯の弟が、自分では拭いようもない境遇と自分自身の中の葛藤とを背負いながら生きていく姿を描いている。

この小説を読むまでは、『差別は絶対悪で差別を根絶すべく人間は皆戦わなければならない』などと理想論的な考えを持っていたが、『差別はなくならず、人間が生きていくうえで死ぬまで付き合わなければならないとても怖いもの』だと思うようになった。

今日、ネットで目にした拉致被害者家族の横田夫妻の記事(週刊朝日 2012.5.18号掲載)を見て、彼らの心情を理解するまでには到底至らないが、小説の主人公では無いが、負うべき『責任』について考えさせられたのだ。

加害者、加害者の子、加害国の国民、加害国の海外同胞や団体、、、

お終い。

※ちなみに映画版の『手紙』もとても感動的でお勧めです!僕の好きな俳優(玉山鉄二と山田孝之)と大嫌いな女優(?)が出てます。

警察署で見た『尋ね人』のポスターを見て日本もまだまだ安全な国とは言えないなと感じたこと。

警察署へ行く用事があってその待ち時間に署内に貼ってある『尋ね人』のポスターを見ていると、一際汚れのひどいポスターに目が止まった。

そこには、平成15年5月20日(火曜日)の午後3時頃、大阪府泉南郡熊取町で行方不明になった『吉川友梨さん』の写真と案内文書が載っていた。

あれから9年という長い歳月が経つが、いまだに見つかっていないのだ。

数年前には友梨さんのご両親が、友梨さんの行方をダシに詐欺被害に遭われたことも報道されていた。

友梨さん以外にも沢山の行方不明者のポスターが貼ってあるのを見て、日本には家出や失踪などの理由で家族が捜索をしている人間がいかに多いのかと考えさせられた。

友梨さんを含めて、いなくなった人達が少しでも早く家族のもとへ戻って来ることを祈りたい。

昨日見た宮部みゆき原作の『理由』のドラマが、原作とはずいぶんかけ離れた作品になっていたことについて。

昨日、久しぶりに日本のテレビを見た。

というのも、我が家のテレビはもっぱら韓ドラか韓国ミュージック映像又は子供向けアニメしか流されていないのだ。

1番と2番目は妻、3番目は子供たちのお気に入りだ。

昨日はいつもより帰りが早かったので、それでも録画したものを見たのだが。

確か10年以上も前に読んだ小説だったが、すっかり内容を忘れてしまっていた。

ドラマを見ているうちに思い出すだろうと思ったが、僕のイメージした内容とは違った進行となっていた。

原作は確か、競売不動産にまつわる殺人事件を、競売物件を安易に購入した素人が体験した地獄のような現実とそれに群がるブローカー達の話を、法律的権利関係やその根拠となる借金問題、それに係わる家族の問題を複雑に織り交ぜながら語られるもっと恐い物語だったような気がする。

宮部みゆきさんの作品は、社会派小説から歴史物、SFまで、何をテーマにしてもハズレがないように思う。

最近遠ざかっていたので、久しぶりにチャレンジしようと思う。(最近のお勧めあったら教えてください。)

それにしても、前にもこのブログで紹介した松本清張の『砂の器』のドラマ化しかり、大作を映像にするとその多くが失敗と言うよりそれ自体が無理なんじゃないかと思わせる作品であった。

それでも、次週も『宮部作品』の映像化を見ようとは思う。

【7.9 入管法改正に向けて。】特に外国人ニューカマーがデマや噂話を信じ込んでしまう現状について。

『永住権がなくなるのですか?』や、『観光ビザ(短期滞在)が15日に短縮されるのですか?』、はたまた『結婚ビザが中々許可されなくなるんですか?』などなど、、、
今年7月9日に完全施行を迎える改正入管法についてのさまざまな質問が事務所へ寄せられます。
これは今始まったことではなく、3年前に入管法改正が行なわれた頃から電話やメールで頻繁に起きていた現象です。
どこの誰に聞いたのか、同じような間違った情報が在留外国人の中で蔓延しているようです。
特に大阪の一部地域に住む外国人街では、このような間違った噂話を信じ込んで悪い連中(ブローカーや一部のオールドカマー)にだまされるケースも多いように思います。
入国管理局はじめ、地方自治体などの窓口やホームページ上では法改正に伴って事前に告知も行なっていますが、彼らの主な情報源は『友人・知人・知り合いのオバさん・日本に長く住む先輩方』が一般的なようで、そのような告知の効果は薄いように感じます。
(事実、私が何度言っても、私の話より友人、知人の話を信じてしまうのです!)
当事務所へお越しの方には、依頼に至らない場合も含めて、『間違った噂話に惑わされないように、気になることがあれば入管や区役所、若しくは私を含めた専門家に必ず確認を取るように』と注意を促してはいますが、その効果たるやいかほどのものか、、、
とにかく、どこの世界にも立場の弱い人間を食い物にしようとする輩がウヨウヨいますので、そのような連中に引っかからないようにしてあげなければ、と思ってはいるのですが。(なかなか確立された方法はありません。)
『悪いやつほどよく眠る』ではありませんが、案外、彼らの身近にそのような輩が身を潜めてほくそ笑んでいます。
身近にニューカマーがいたら、『適正な在留』と『イミテーションはしないこと!』、それと『一日も早く永住権を取ること』を勧めてあげてください!
特に彼らの頼りになるのは、オールドカマーである我々在日(コリアン・チャイニーズ)なのです。

※当事務所のフェイスブックページでも、【FAQ方式】での告知を行なっていますので、是非ご利用を!

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