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子どもの在留資格(ビザ)について。今朝の新聞に定住化要件の明確化の記事が、、、

親に連れられて意図せず日本に来た外国籍の子どもたちを救済する措置のようです。

<定住化要件の明確化>とありますが、いったい何のことでしょう?

例えば以下のような一例で説明しますと、

父親が日本で「経営・管理」の在留資格、母は「家族滞在」、そしてその夫婦の子も「家族滞在」。

子どもは中学2年の歳で日本に来ていて現在18歳。来年高校を卒業する。

子どもは高校1年の時からアルバイトをしている日本の「レストラン」への就職が決まっていますが、今のビザのままだとフルタイムで働くのは不可能な状況です(資格外活動の許可を取っているものの週28時間しか働けない縛りがあります)。

このようなケーズの場合、子どもは就職して正社員として働くのを条件に「特定活動」のビザがもらえます。

この馴染みのない「特定活動」のビザはとても不安定なもの(事業ができなかったり親の身元保証が必要など)。

そこで今回、<定住化要件の明確化>とあるとおり、上記のような子どもについては「特定活動」のビザを取ってから5年が経過するときに「定住者」のビザへの変更のチャンスが与えられると言うこと。

「定住者」のビザは「永住権」の次にメリットの多いビザで、日本に住む「家族滞在」のビザを持つ子どもたちにとってはとても良い施策だと思います。

先日、永住者のビザの取り消しを厳格化する法律がとおりましたが、今回はある意味ビザの緩和措置。「飴と鞭の施策」と捉えるのは考えすぎか、、、

映画を見ました。『オッペンハイマー』と『関心領域』。何となく理解できた感が、、、

2本の映画を観ましたが、特に『オッペンハイマー』は高卒、不勉強な僕にはかなり難しい内容でした。英語の人物名が苦手です、、、

むしろ僕よりも歴史に疎い妻の方が映画の内容をしっかり理解していたようでした。
(いつもこの手の映画を観に行くと隣で寝ているのですが、、、)

『関心領域』は当時のドイツ人家族の日常がドキュメンタリーを見ているように映し出されるのですが、その反対側にある恐ろしい出来事を知るものにとっては身の毛もよだつ「時の流れ」を見せられているようで余計に想像を掻き立てられました。

一緒に観に行った妻はドイツ人家族の邸宅の隣の施設(アウシュヴィッツ収容所)のことを知らなかったようで収支キョトンとして映し出される映像を眺めているだけでしたが。

観終わった後にそれを説明すると、「あ~そういうこと!」と納得していましたが。
(それを知らずにあの映画を最後まで見終えるとは、、、よほど苦痛だったろうに。)

どちらの映画も観るものの知識を求める難しい内容の映画でした。

外国企業(法人)が出資して日本法人(子会社)をつくる際の注意点。

先ず始めに、僕の事務所は大阪外国企業誘致センター(O-BIC)の登録アドバイザーとなっていまして、外資系法人設立の際は最大10万円の助成が受けられるチャンスがあります。

さて、本題ですが、コロナ終息後、外国人による会社設立や経営者のビザ取得も含んだ依頼が絶えません。

僕の得意とする分野ですが、韓国以外からのオファーだと苦労することが多いです。

それは、韓国には日本と同じく「印鑑登録」制度があるのですが、他の国にはそのような制度が無いからです。

すなわち、印鑑証明に変えてサイン証明なるものが必要となります。

これが国によって様々で、アメリカなど州ごとにまるっきり制度が異なっていてその都度各国、各州の制度を確認する必要があるからです。

先日などアメリカの法人が出資して日本に子会社を設立したいとのオファーをいただきました。しかも、アメリカの法人の役員が日本に派遣されて経営者のビザ取得のオファーも同時にいただきました。

なかなかボリュームのある仕事になるのですが、事前の説明と書類のやり取りにはずいぶん苦労しました。

[次回のブログで具体例をみていきます。]

永住権のはく奪を今より簡単にできるように「ルール変更」が日本の国会で決まろうとしています。かの国では「イムジン河」を謳うことを禁止する?

在留外国人が日本でビザの延長をすることが無くなるのが日本人に帰化すること。

そしてもう一つは永住権を取ること。

僕は在留手続きの依頼をしてくれる外国人に永住権を取ることを「ゴール」と言っています。

日本に住む外国人の多くは日本に帰化する以外、1年や3年ごとにビザの延長と称して収入や職業、家族構成や中には預貯金の中身までを見られ審査を受けなければなりません。

もう日本の国にそういったプライベートな干渉を受けることが無くなる状態になることを僕は彼らにとっての「ゴール」だと認識しています。

しかし、今回の「ルール変更」は永住権が彼らにとっての「ゴール」とは呼べないものになる可能性が含まれます。

税金や年金を支払っていないことで役所の人間が入管へ通報、その外国人の永住権を取り消せるようになります。『日本人であろうが外国人であろうが同じペナルティ(督促や遅延金請求)を与えればそれで済むのでは?』と思う僕の思考は異常なのでしょうか、、、

話は変わりますが、北朝鮮では今後国民が「イムジン河」を歌うことを禁止するとのこと(その理由についてはまた別の機会に)。

どちらの国の決定にも『そこに(市民・居住者への)愛はあるのか?』と問いたくなります。

21年前に大阪府熊取町で行方不明になった吉川友梨さんの現在の推定の「似顔絵」を大阪府警が公開した件。

仕事で警察署を訪れる度に目にする捜索人のチラシ。中でも目を引くのが21年前に大阪府熊取町で行方不明になった吉川友梨さんの事件。

吉川友梨さん(当時9)が下校途中に行方が分からなくなり現在も未解決となっている未成年者略取誘拐事件で事件から丸21年となる20日、大阪府警は今年で30歳になった友梨さんの現在の推定の似顔絵を作成・公開しました。

提供:大阪府警

これまでに合計約11万1300人の捜査員を動員しましたが現在も未解決のままです。

今回公開された似顔絵は、年齢による骨格の変化などを専門に研究している警察職員が、家族の写真などをもとに推定して描いたということです。

解決につながるような有力な情報を提供した人には報奨金として300万円が支払われます。本日も大阪・なんばの高島屋大阪店の前では、友梨さんの両親や警察官らが、友梨さんの情報提供を呼びかけています。
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