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お盆に親族が集まる機会に相続の話がしにくい世の中。
- 2021.08.14(土)
- 相続・遺言
どなたでも人は100%亡くなります。
すなわちどんな人にも相続は訪れますよね。
資産が100億円の人も、負債(借金など)の方が多い人もです。
これは避けて通れない道なのに準備している人が少なすぎる気がします。
具体的に準備と言っても遺言書を書くだけです。今すぐにできます。
遺言書を書いておくだけで亡き者の最後の意思を残された者たちは知ることができます。
それを横において相続人が遺産をめぐって「あーでもないこーでもない」と騒いでいるケースが多すぎます。
遺言書を書くか、すべての財産を使い切って死ぬ方法をオススメしたいです。
韓国戸籍と家族関係登録と在外国民登録とパスポートと(その3)。
- 2021.08.13(金)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) , 戸籍・住民登録
タイトルの内容に中々進めないまま3回目を迎えました(やっと本題に入れます)。
先に言っておきますが韓国の戸籍(家族関係登録簿)に登録があるがどうかは、日本の住民票の国籍が『朝鮮籍』か『韓国籍』かとは関係がありません。
朝鮮籍の方でも韓国に身分登録がちゃんとされている方が存在します。
なので、このタイトルにある〈韓国パスポート取得〉までの道のりは人それぞれバラバラです。
わかりやすいように、ここでは一般的な例で説明してみます。
◯事例1
依頼内容:家族全員を『朝鮮籍のまま』韓国戸籍(家族関係登録簿)に載せたい。
このケースだと朝鮮籍ながら韓国に身分登録の存在している両親を持つ<夫>については両親の枝を頼りに家族関係登録を整理していきます。
すなわち①両親(祖父母)の婚姻と②<夫>自身の出生の手続をします。
同時進行で今度は<妻>の家族関係登録をしますがここでつまづきが、、、
と言うのも妻の両親はすでに他界しておりますので両親の枝をたどった整理きができず、残された方法である家族関係創設許可申請を行うにも障壁が立ちはだかります、、、
【次回へつづく】
韓国戸籍と家族関係登録と在外国民登録とパスポートと(その2)。
- 2021.08.12(木)
- パスポート , 国籍・家族関係登録(戸籍)
韓国関連の報道を見てもわかるように、現政権よりの司法判断や行政裁量がなされることは日本と同じです。
現在のムンジェイン政権は極端な南北融和路線と思われますが、その影響は日本に住む在日コリアンにも及ぼします。
どういうことかと言うと、いわゆる朝鮮籍の方に比較的緩やかな対応が行われていて、臨時パスポートの発給や国籍変更(韓国領事館では国籍回復と呼びます)においてこれまでの政権(朴槿恵政権や李明博政権)のときと比べて許可がおりやすいと言われています。
これを好機ととらえ朝鮮学校出身者や朝鮮側の組織に携わったことのある方の多くが国籍を韓国に替えたり渡韓を求めて臨時パスポートの申請を行ったようです。
日本の方には理解し難いと思いますか異国にいながらも祖国分断のシワ寄せはしっかりと『在外国民』に届いているのです。
この煩わしさは分断から68年が経過した今も脈々と引き継がれています、、、一体誰が得をしているのでしょう?
韓国戸籍と家族関係登録と在外国民登録とパスポートと。
- 2021.08.11(水)
- パスポート , 国籍・家族関係登録(戸籍)
少し数は減りましたが、韓国のパスポートを取りたいとの依頼は在日コリアンの方々から届きます。
相談で終わる場合も多いですが、僕も同じ立場の人間ですので、遠方からの問い合わせにもなるべく丁寧に説明をしています。
皆さん混同されているのがタイトルにあるように、パスポート取得に向けて何をどの順番で進めたらいいのかです。
特に現在日本の特別永住者証明書の国籍・地域欄が『朝鮮』となっている方のケースで、国籍=戸籍(何度も言いますが現在の制度では家族関係登録です!)と考えてしまっている場合。
そもそも日本にいる外国人の国籍を決めるのは一体誰でしょうか?
あなたは韓国人、あなたはアメリカ人と日本政府が決めれますか?
違いますよね。
国籍を決めるのは国籍国です。
韓国人であるかどうかは韓国政府が決め、朝鮮人であるかどうかも朝鮮政府が決めます。
在日コリアンにとってややこしいのは分断した両国が互いの国を認めあっていないため。さらに何世代にも渡って引き続き日本に定住することで『外国人』だと言う意識が薄れていることです。
在日コリアンの方が次の質問を受けたとき一体どのように回答するのでしょうか。
『もし戦争になったときあなたはどこの政府に救済を求めますか?』
韓国籍の方は日本にある韓国領事館、朝鮮の方は朝鮮総聯になると思いますが、そのような意識を持つ方は少数だと感じます。
【次回へ続く】
オリンピックの影響でスポーツ界の盛り上がりを願います。
- 2021.08.10(火)
- ただいま休憩中・・・
オリンピックが終わり何だか寂しい気持ちになります。
日本選手の活躍によって、日本のスポーツ界の未来はだいぶ明るくなったのではないでしょうか?
日本選手の中でもとりわけ外国にルーツを持つダブルやクォーターの存在が僕の目を引きました。
その一方、日本人のように紹介されている外国選手もいましたね。
ゴルフの笹生優花選手やBMXの競技に出ていた女子選手などがそうです。
彼らはその年齢によってどちらかの国籍を選択しなければならなくなりますが、国さえ認めてあげればどちらの国籍も維持したまま人生を送れるのですが、、、
スポーツに国境は無いと選手たちはよく言いますが、大事なのは肝心の『国』がどう思っているのかです。