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国籍について。
髪の色を黒から茶に染めることが自由であるように、国籍を変えることも自己の意志と責任において行われる限り自由であり他人にとやかく言われる筋合いはない。
歴史や過去を知らずに行動を起こすことが「罪」とまでは言えないが無責任だと個人的には思いますが。(そもそも歴史自体、時の支配者や現在の権力者が自分達を正当化すべく作り上げたものだとの考え方も存在するし、全てを肯定すること自体ナンセンスだ)
信教、民族、イデオロギー等と違って、生まれた場所や親の国籍のみによって決定する「国籍」というものに、自分自身やまして子供の生活を犠牲にするほどまでの重要性を感じられなくなってきた。
国籍が変わったからといって自分の大切にしているものまで捨てる必要はないのだから。
国籍など権力者が民衆を束ねるツールとして利用しているに過ぎないものだと私には感じる。
国は、確かにいざというとき自国民の命を守ってはくれるだろうが、反対に国益のためなら人(敵見方の区分無く)の命を犠牲にすることも厭わないことも“歴史”の事実として存在するのだから。
変化することに反対したり意義を唱える者たちの大半は、既得権益にしがみつく輩や支配者達の手下ばかりだ。(若しくはその者たちに洗脳されている“善人達”)
国に依存することをせず、個人の力で生きていけるよいにし、必要に応じて国籍と言うツールを利用すれば良いのではないか、と思うのだが。
日々、クライアントである『越境人』達を相手に仕事をしている影響からか、良くも悪くも自分の中の意識改革が進んでいるようだ。
Birthday。
- 2011.05.31(火)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
39回目の誕生日を迎えた。
これまでなら家族からの祝福とせいぜい3、4人の昔の同僚からお祝いメールが届くだけだったが、フェィスブックのおかげで思いのほか沢山の人から祝いの言葉をいただいた。
『言葉』だけでも有り難く、言葉の力を再認識できた。
普段の私生活の中ではどちらかと言うと“言わずとも察してくれ”的な態度をとりがちな自分を改めようと思ったりもした。
これも皆、フェィスブックのおがげ?
プリンセス・トヨトミ。
- 2011.05.30(月)
- ただいま休憩中・・・ , 日本語
小説を映画で見ると、ほとんど小説に勝る映画は無かったが、久しぶりに映画を見たせいか、結構面白かった。
要因は、映画の舞台が自分自身普段生活している場所となっていて親近感が持てたことと、新しく設備の整った劇場(大阪ステーションシティシネマ)だったからか。
気分転換と感受性を養う意味でも、今後定期的に映画を見に行こうと思う。
希望としては我が家のプリンセス(娘:7歳)が高校生くらいになってから二人きりで見に行けたらと思う。
その光景を想像すると、子供の成長もまんざらさびしいことばかりでもないかもと考えたりもする。
職業に貴賎はないか?
子供のころ、永遠に続くとも思われた“学生”という身分は、今振り返るとあっという間の出来事だった。
今では、永遠に続くとも感じられる“労働者”という身分に、私を含めた多くの大人達が震撼させられているにちがいない。
運よく今の仕事に就くことが出来た私は、お客さんに喜びを与える職業に大変やり甲斐を感じているし、収入以上に沢山のものを得ていると日々感謝している。
自分の子供達には、一切、親の個人的な思いや期待を押し付けないことを心掛けているが、社会に出るまでの短い時間に自分の職業や将来像について悩み抜くことだけは、ものごころがついた頃から口をすっぱくして言い続けている。
人生の大半を費やすであろう『労働の時間』を、より有意義に過ごさせてやるために、「どうせ働くのだったら自分が好きな分野かせめて人から感謝される職業に就かせてあげたい。」
そのことだけは、親の意志を押し付けさせてもらう。
矛盾。
対行政の仕事をしていると多くの矛盾を感じることがある。
つい先日も、全く同じ内容の申請をしたにもかかわらず、許可の範囲に差があった。
納得いかない結果には必ず理由を尋ねることとしている私に対して、窓口の説明はしどろもどろだった。
前例踏襲主義を掲げる行政には、当然彼らが不利となる前例も踏襲すべき義務があると考えるが、ある方に言わせると、「行政の裁量に口を挟むべきではなく、申請者に有利な前例があったとしてそれと違った結果が出たとしても行政の判断を尊重してそれを甘受すべきだ。」とのこと。
私はそれは「違う」と思う。
お金を払って依頼してくれているクライアントの「意志」こそ尊重すべきであり、行政側の意志を尊重すべきだとのその人の考えには到底賛同出来ない。
我々は、物言えぬ依頼者のためだけに汗をかくべきで、行政側の事情など依頼者の利益になること以外に考慮する必要などないと考える。
特に私の事務所のほとんどのクライアントが外国人であるため、彼らの「意志」を尊重することに今度も全力で取り組もうと思う。