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大阪首長選挙②。

大阪市長及び府知事の選挙戦が大変な盛り上がりを見せている。
先日も鶴橋駅を通りかかると、平松候補の演説準備で物々しい雰囲気だった。
今までだとそのまま通り過ぎるところだが、今回の選挙が在日をはじめとする社会的弱者の未来の処遇に大きく関わるものだと感じるため、投票できないもどかしさにイライラが募る。
「選挙権など要らない?!」と言っていた在日の団体もあったが、権利獲得のため一致団結して取り組む時期にきてるのではないだろうか。
現在及び未来の子供達のために取り組まなくてはならない課題は、まだまだ沢山残されているのであった。

韓国出張 ②。

2泊2日の強行スケジュールもあっという間に終わろうとしている。
初めてのソウルは仕事もうまくいき、何よりナマの韓国を体験できたことがとても大き成果となった。
これもすべて、今回通訳を依頼してくださったクライアントと現地でのガイドを引き受けてくれた“弟”のおかげだ。
最後のチェックアウト直前には、日本語と韓国語を話すカナダ人ともコミュニケーションを取ることができて、多文化を肌で感じられた。
印象に残ったのは、8年間日本でオーバーステイしていたことを自慢話のように明るく話すタクシーの運転手で、その陽気な笑顔と荒々しい運転に何故か口では説明できない親しみを感じたのだった。



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韓国出張。

韓国のパスポートを使って、初めてのソウル出張へ出た。 正直飛行機には乗りたくなかったが、船で行くわけもいかず、関空から約2時間かけてソウルに降り立つ。
上空から眺める母国は、日本のそれと何ら変わらないが、過去にこの地で巻き起こった悲しい戦争を、想像せずにはいられなかった。

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キッズプレート39円。

ガストが、明日から子供向けメニューの一部を39円で提供するらしい。
食中毒による顧客減の回復を狙った時限措置らしい。
しかし、こうまでも低価格競争が進むと、正直我々中小企業には生き残りをかけた捨て身の戦いにでるしか、進む道が無いように思う。
とりあえず、子供を連れて『ガスト』視察へ行ってみようと思う。

国際結婚の子。

日本での在留に絡んで、当然私の事務所でも国際結婚をした夫婦を沢山見る。

その多くは日本人と韓国人間の結婚であり、中には韓国人と在日コリアン間の結婚もある。

個人的な意見としては、もはや在日コリアンは韓国人でも朝鮮人でもなく(単独民族?)当然国籍からすると日本人でもないので、これも国際結婚と見るのが妥当だと思う。

国際結婚の夫婦からよく受ける質問が、生まれた子供の国籍がどうなるかである。

以下は一般的な事例。(外国人登録の国籍欄による区別とする。)

1 韓国人と日本人夫婦の子=韓国籍と日本籍

2 朝鮮人と日本人夫婦の子=朝鮮籍と日本籍

3 韓国人と朝鮮人夫婦の子=韓国籍と朝鮮籍

韓国及び日本の法令によると、両国とも『父母両系血統主義』を採用しており、1のケースの場合、生まれた子供は二重国籍となります。いずれの国でも子が22歳に達するまでに国籍の選択をしなければなりませんが。

問題は2と3の朝鮮籍者が絡むケース。

朝鮮の国籍法によると、『14歳未満の子については父母の意思により定める』こと、『子の出生後3ケ月を経過しても父母の意思表示なきときは朝鮮籍となる』ことが規定されています(朝鮮国籍法第7条1項)。

また、『14歳以上の未成年者(※注)の子については本人の同意を必要とし、父母の意思よりも本人の意思が優先されること』との規定があります(朝鮮国籍法第7条2項)。

上記3つのいずれのケースにしろ、一方が日本人である場合は生まれた子は日本人親の戸籍に入籍することとなり、日本で生活する際には日本国民との扱いを受けます。すなわち、外国人登録は出来ないのです。

※注:朝鮮の民法(第20条)によると、『公民の成人年齢は17歳である。』となっています。

夫婦の氏(姓)や子の氏(姓)名、在留資格の問題、外国人登録の国籍表示、どちらの国のパスポートを取得するのかなど、国際結婚につきものの様々な疑問については、直接当事務所へお問合せを!

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