- HOME
- ブログ
ブログ記事一覧
母は強し。
今日、久しぶりに人の演説に心を揺さぶられるほど感動した。
ある集会での女性の演説で、飾り言葉もジョークもない朴訥な語りだったが、だからこそ彼女の胸の内がダイレクトに伝わってきた。
男が話すとああはならないだろう。
子を持つ母の心の叫びが、多くの共感を得たことは間違いない。
(母は強しなのであった。)
後は、私をはじめ、彼女の思いを受け止めた人間がいかに行動するかである。
(お父さんも頑張らなければ。我が子の追っかけばかりやってては、子も親も成長しないのだ。)
行政裁量。
- 2011.12.05(月)
- VISA・在留資格関連 , 入国管理局情報 , 日本語 , 行政書士
外国人の在留手続きを多く扱う私の事務所では、度々この得体のしれない判断に悩まされる。
許可となればノープレブレムなのだが、不許可の時が難儀だ。
入管手続きは本当にケースバイケースが多く、クライアントへの説明には多くの時間と労力を要する。
すべてを理解していただくことは不可能だが、この自然説明がその後の準備作業に大きく関わってくるのだ。
手間暇かけた申請が不許可となるのは非常に残念で、再申請での許可取得はよりハードルがあがるのだ。
このような事情を、何卒、ご理解いただきたいものだ。
ちなみに、国のした判断に不服があるときは、異議申立てや訴訟の道が準備されていて、東京の知人弁護士は『大阪でももっと行政訴訟をやるべきだ!』と言っていたのを思い出す。
再審開始決定。
ここ最近、立て続けに明るみになる冤罪事件。
警察や検察のずさんな捜査に問題があることは確かでしょうが、それを裁く裁判官の役割にこそ、問題が多かったのではないでしょうか。
間違いを犯した人間は、一般人であろうが公務員であろうが、ペナルティは公平に受けるべきだと思う。
検察叩きもいいが、25年もの時間を奪い去った判決にこそ目を向けるべきだと思う。
いずれにしろ、罪を着せられた人間と被害者遺族の時間と無念が癒されることは、永遠にないのだろう。
ザ・公務員。
- 2011.11.30(水)
- VISA・在留資格関連 , 入国管理局情報 , 憤慨 , 日本語
権力を握るとそれを履き違えて行使しようとする人間がいる。
僕のこれまでの経験では、特に公務員にそのような人物が多く、与えられた権力や肩書きを自身が生来持って生まれたかのように、お客様であり自分達が存在できている唯一の根源でもある『市民』に対して、横柄でぞんざいな態度を取るのだ。
つい先日も僕が頻繁に出入りするある役所で、相談に訪れた一市民である僕に対して、余程怒鳴りつけてやろうかというような冷酷な態度で接する公僕がいたのだ。
自分のことであれば『責任者を出せ!』となるのだが、依頼人を代行して行っている身、そこはグッとこらえるしか無かったのだ。
僕は何も通らなかったものをくつがえせと頼みに行った訳ではない。
将来ある若者の未来を案じて、再申請のヒントを得る話し合いがしたかっただけなのだ。
それすらも彼らに言わせると『我々の感知しないところ』で片付けられてしまえるのだろうか。
僕の部下でお客様にあのような態度をとる人間がいたら、即刻クビだ。
お役所仕事さまさまの話でした。
事務所選択の自由。
韓国の方の依頼が比較的多い私の事務所ですが、彼らは事務所へ来ても堂々としていて、『知らないことだらけだ!手伝ってくれ!』とへりくだることなくズンズン迫ってくる。
これはお客様としては当然の姿だと思う。
お金を払って業務を依頼する側は、『自分達がどうしてほしいのか』、『事務所では何をしてくれるのか』について具体的に話し合うべきで、その最初のコンタクトが業務遂行で非常に大事になると同時に、依頼者ではなく、依頼を受ける側が主導権を持つべきではないと考える。
私の事務所でも次の様なケースが何度かあった。
ある仕事を弁護士へ依頼したのだが細かな書類作成を指示されてしまい困っているので、その書類の作成をお願いしたいと。
私としては一向に構わないのだが、依頼者は弁護士事務所と私の事務所とに二重の手数料を支払わなければならず大変もったいないと思うのだ。
数少ない韓国人以外の相談者の方々は、法律関係を扱う事務所ということで敷居が高いと感じているのか、皆さん大変遠慮がちで消極的に思える。
行政書士事務所でそうならば、弁護士事務所などでは言いたいことも言えてないのじゃないかと感じてしまう。
韓国の方の傾向として、弁護士などの法律家へ依頼するときの基準は『とにかく大きな事務所へ』だそうだ。
決して間違ったチョイスではないし、感覚としては『町の電気屋よりも家電量販店へ』ぐらいのものだろう。
その善し悪しは顧客自身が判断するとして、韓国人のそういったものの見方も参考にして、業務依頼先を選択されることをお勧めします。