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ブログ記事一覧

コミュニケーション難民。

仕事柄、ハングルでの会話が日本語の会話を上回ることが週に数日続くことがあるが、最近特に言葉の壁にブチ当たることが多い。

懇切丁寧に順序だてて説明しても、相手が理解してくれないことにはそれに費やした時間と労力が無駄になってしまう。

そうならないよう、メモを書き、図を示し、必要とあらば具体的事例を紹介して説明するが、なかなか相手に伝わらない。

そんなことがここ数日続いている。

相手が韓国から来たホヤホヤのニューカマーの方であるがゆえ、『文化の違い』だと一言で片付けていたが、やはりそもそもの根本は僕自身のハングル能力にあるようだとの結論に至った。

否。それだけではなかった。

日本語での説明にしても、知らず知らず専門的な言葉を並べたて、お客様本位の応対を怠ってしまっているのではないのかと考えてみた。

確かに、この仕事を始めた頃は、自分自身も手探りで、あらゆることを調べながら、学びながら、お客様とともに成長したはずだ。

それが今では、ある程度(ベテランの先生方からすればまだヒヨコですが・・・)の経験を積んで頭でっかちになってしまっているのではないか? 不親切な対応をしているのではないか? と、いろいろ考えてみた。

意思疎通は互いに理解しあおうとするコミュニケーションによってのみ行い得る。

そんな簡単な答えを出すのに思いのほか時間をかけてしまった。

明日からは初心に戻って分かりやすく丁寧な言葉で話しかけようと思う。

あと、ハングルのボキャブラリーを劇的に増やさなければ!と感じるのだ。

世界の言語中、ブログに使用されている割合が一番多い言語は?

テレビの情報番組で、『世界の言語中、ブログに使用されている割合が一番多い言語は、英語でも中国語でもなく日本語である。』との統計を目にした。

コメンテーター曰く、『日本人は他者へ自己表現することが下手だ。ブログやFB、ツイッターだと、一方的に、相手の反応を気にすることなく自分自身を事由に表現することができる。内気で、特に「自分大好き!」な人には最適な表現の場なのでは?』と、皮肉交じりに話していた。

確かに、(私も使用している)FBだけを見ても、『自分大好き』と思われる方々が流した、人から見たら本当にどうでもいい情報が溢れているように感じる。 ※私のFB上の『友達』のほとんどは在日コリアンである。40年日本に住んでいながら日本の友達の少なさに驚愕する!

私自身は、『自分大好き!』等これっぽっちも思ったことはないと今まで認識していたが、自分自身がちょくちょく投稿している『本当にどうでもいい情報』を見る限り、『あながちそうとも言えないんじゃないか』と感じてしまう今日この頃であった。

『自分大好き!』、大いに結構!

少なくとも『自分が大嫌い!』よりはるかにいい。

冤罪被害者。

先日こんな出来事があった。

ある方から夜8時頃に電話をいただき、『子供が万引きで捕まったが、本人はやっていないと言っている。どうすればいいですか?』とのこと。

近くにいた私は、そのコンビニへすっ飛んで行った。

行く途中に詳しい話を電話で聞いてみると、現行犯ではなく、数日前にコンビニで起こった万引き被害を、店員が勝手にその子供に押し付けているようなのだ。

親御さんがいくら『その時間にうちの子は塾に行っていた。防犯ビデオで確認したいので見せてほしい。』と言っても、コンビニ側は犯人に間違いないと言い切っているとのこと。

押し問答の末、コンビ側は当時のビデオテープを廃棄していることが分かった。

すなわち、何の証拠も無いままにただ店員の記憶のみを拠りどころにその子を犯人扱いしたあげく、その子が通う塾にまで押しかけたのだ。

コンビニへ到着した私は興奮気味の親御さんを落ち着かせ、コンビニ側の過失と行き過ぎた行為を諌め、『あなた方の取った行為に対して①損害賠償を請求するうえ、②刑事責任に問われる可能性が少しでもあれば告訴する』旨店員に伝えた。

そして長時間コンビニで半拘束状態に置かれていた子供と、その親御さんを直ぐに帰した。

案の定、コンビニ店員は、震える手つきで受話器を取ってどこぞの誰かさんの指示を仰いでいたのであった。

犯人扱いされた子供はまだ中学生。心に傷を負ったことだろうが、これも社会経験だと慰めることくらいしかできなかった・・・

その後、この事件がどうなったかは、いずれブログにアップしようと思う。

上陸審査。

海外から外国人が日本へ入国する際、日本の空港で入国のための審査を受けることとなる。

これを上陸審査と言う。

ちなみに日本の空港までが“上陸”、空港で上陸が認められて“入国”となる。

日本の上陸審査は厳格に行われ、飛行機の機内や舟の船内で渡される入国カードには、日本への渡航目的や主な宿泊場所等を真実に基づいて記入しなければならない。

このカードへの記入を適当にすると、後でとんでもない不利益を受けかねない。

先日、韓国籍の男性が関空で足止めされていると事務所に電話があった。

話を聞いてみると、日本で起業するための準備として上陸目的を『ビジネス』としてカードに記載したところ、上陸審査の窓口で訪問する会社名を聞かれたが、「会社名は決まっていないしこれから起業するのだ」と日本語でうまく伝えることができず、一悶着しているとのことだった。

職員に電話を代わってもらい事情を説明すると共に、『日本語が分からないのだから日本語で執拗に質問することはおかしいし不親切だ!通訳できる人間を呼ぶべきだ!』と抗議した。

即座に上陸許可となったが、男性はその間、あまりに不安で怖い思いをしたに違いない。

不順な目的で日本への入国を試みる外国人が多いのも分かるが、もう少し親切で丁寧な対応を望みたい。

天下り。

行政書士として登録し仕事ができるのは、行政書士法第2条に規定されている次の者達だ。

1 行政書士試験に合格した者
2 弁護士となる資格を有する者
3 弁理士となる資格を有する者
4 公認会計士となる資格を有する者
5 税理士となる資格を有する者
6 国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び特定独立行政法人又は特定地方独立行政法人の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して20年以上(高等学校を卒業した者等は17年以上)になる者

2~4については納得いかないまでも、まー仕方がないとして、6についてはどうにも理解しがたい規定に思える。

条文にあるとおり、20年間公務員として勤めると、棚ボタ的に『行政書士』として仕事ができるなんて・・・

昔と違って行政書士の地位と職域は少しずつではあるが向上し増加している。

それと並行するように、行政書士試験も年々ハードルが上がっている。

直近の合格率は8%台だ。(平成17年度は、何と2.62%!100人中3人だけ!)

天下り撲滅が喫緊の政治課題と言われて久しいが、この部分にも目を向けていただけたらと思う。のは、私だけ?

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