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久しぶりにサッカー観戦を楽しみました。

昨日、僕が応援しているサッカーチームの応援に息子2人を連れて行ってきました。

大阪の堺市に『J-GREEN堺』という日本最大級のスポーツレクリエーション施設があります。

初めてそこへ足を踏み入れましたが、とにかく規模が大きく見渡す限りサッカーをしている人たちで埋め尽くされていました。

正直、こんな素晴らしく整った施設が大阪にできていることに驚きました。

天候にも恵まれ応援していたチームも4-0の圧勝と、とても気持ちの良い一日を過ごすことができました。

高校進学の際にサッカーを辞めてしまったことを今でも悔やんでいますが、息子たちにはこんな恵まれた施設が用意されているだけでもサッカーをさせる価値があるのではと感じさせられました。

高校無償化裁判の傍聴に行って来ました。

在日コリアンに対する差別の中でも国家によるあからさまなものが、高校無償化制度からの朝鮮高校生徒の廃除です。
それでなくてもヘイトスピーチの的として人権蹂躙の被害を受けている子供たちへ、マイノリティーへの差別を防御してくれるであろうと信頼を寄せるべき国家による差別で、果たして高校生たちはこの国を好きになれるだろうか。
証人尋問でも行われない限り早い時は1分とかからない裁判だが、沢山の傍聴人へ配慮してか、原告代理人は毎回書面を読み聞かせてくれている。
朝鮮高校側の弁護団はほとんど手弁当(ただという意味。)で弁護を引き受けていると聞く。
残念なのは、毎回同じ顔ぶれがしか集まってはいないこと。
彼らの頑張りに敬意を払う意味でも、より多くの味方が傍聴に来ていただけるとありがたいのだが。

『日本人の韓国離れがますます鮮明になっている。』との報道に接して思ったこと。

冬ソナのヒットから長期間にわたって老若男女問わず根強い人気を誇ってきた『韓流ブーム』に陰りがみられるようです。

報道によると、【博多・対馬・下関と釜山を結ぶフェリーと高速船の2013年度上半期の輸送実績で、日本人の利用者が34.9%減の11万1千人と1999年度の調査開始以来過去最低となったとのこと。一方、韓国人利用者は前年同期比8.8%増の47万7千人と過去最高だった。韓国から近い対馬の人気が継続しているほか、円安ウォン高も影響したとみられる。】(九州運輸局発表)

確かに周りを見ても韓ドラの話をする人が減ったようにも思い、また僕が度々訪れる大阪の韓流ショップのメッカと呼ばれるJR鶴橋駅から御幸森のコリアタウンまでの区間に多数軒を並べる商店でも一時の賑わいが去ったように感じる。

為替の影響や政治情勢、また最近はやりの『ヘイトスピーチ』など、様々な要因が考えられるが、僕が思うに『どんな流行にもとりあえず乗っかろうとする“にわかファン”が去ったこと』が主因で、ブームは去ったと言えるが固定したファンからの指示はいまだ根強いものがあるのではないでしょうか。

熱しやすく冷めやすい気質は日本人も韓国人もとてもよく似た部分だと思いますが、これをコントロールしているかと思われるマスコミや政府の思惑に必要以上に踊らされないようにしなければならないのだ。

領事館から『国籍回復説明会』への参加の可否の連絡が来ない件。

在日コリアンで外国人登録(若しくは特別永住者証明書)の国籍欄が『朝鮮』となっている方がこれを『韓国』とするために必要となる一連の手続きの最終段階で参加を求められるのが、領事館で開催される『国籍回復説明会』です。

領事館へ行って『在外国民登録』の申請をすると、後日『国籍回復説明会』へ参加する旨の連絡が来ます。

これに参加することで『在外国民登録』が完了し、外国人登録(2012年7月9日からは特別永住者証明書及びそれに倣って作成される住民登録)の国籍欄を『韓国』とするために必要となる『在外国民登録簿謄本』が交付されるのです。

2年くらい前までは遅くとも申請書受理日から2週間ほどで参加する旨の連絡がありました。

しかし、最近では混雑のためなのかなかなか連絡が来ないといった話をよく耳にします。(長い人は6ヵ月以上待っても連絡が来ない場合も!)

他にも様々な要因が考えられますが、本当の理由はよくわかりません。

海外へ渡航する際に本国のパスポートは必須のアイテムです。

勿論、『朝鮮』のパスポートも国際的には有効な旅券として通用しないわけではありませんが、残念ながら日本やアメリカをはじめ、渡航を制限している国が多数存在します。

日本に至っては『朝鮮』のパスポートを有効な旅券とすら取り扱っていません。

そのため、一般の永住者や結婚ビザ等で在留する外国人ですら利用可能な“みなし再入国制度”も利用することができないのです。

これは本当に差別的な取り扱いだと僕は思います。

拉致問題を『朝鮮』の首相が認めて以降、『朝鮮』国籍保有者は急激に減少しているように思います。

差別する側としてはそれは大変ありがたいことではないでしょうか。

子どもの留学や仕事の都合でどうしても海外へ行かなければならない等の理由で国籍変更(これを国籍回復と韓国領事館は呼んでます。)を余儀なくされている方々がいらっしゃる中、自身が本国と考える国の旅券の取得すらもままならない状況が続いていて、在日コリアンの立場は日増しに弱くなっているように感じてなりません。

このことは帰化(日本国籍取得)の増加にも繋がっていることでしょう。

韓国家族関係登録創設許可手続の事例紹介。(同姓同名姉妹のケース)

様々な問題を抱えて当事務所へ依頼されるお客様。

その中でも、『在日コリアンの本国パスポート取得並びにそのための身分関係登録の依頼』ほど全ての事案においてイレギュラーなケースが見られるモノは無い。

戦前戦後の混乱期に日本の役所へ届け出を行った事案が多く、依頼者が当時日本で生まれた本人若しくはその子たちであって、絡まった糸を紐解く作業は一つとして同じケースは無いように思う。

最近の事例を一つ紹介しましょう。

韓国の家族関係登録簿(旧戸籍簿)へ自身の身分登録を行おうと考えた女性が、両親の家族関係証明書(旧戸籍謄本に該当するもの)を入手すると、そこには自分と同姓同名の姉が存在していた。女性はその時初めてその姉の存在を知った。

他界した父からそんな“姉”がいることを聞いたこともなく、母に確認したところ何と母もその姉の存在を知らないと言う。【後掲解説1】

僕がまず疑ったのは本人の届け出が間違って登載されてしまったのではないかということ。

しかし調べるとそうではなかった。

過去、韓国の戸籍法は家族中の同姓同名者を認める条項が存在したがその後改正され現在ではそれは認められない。

と言うことで、この女性は両親の娘として出生届(報告的届出。手続き上は家族関係登録整理。)ができなくなってしまったのだ。日本の役所にはちゃんと両親の嫡出子として出生届出がなされているにも関わらず。

こういった在日コリアン特有のイレギュラーなケースに備え、韓国の法律並びに手続きにはそれを解決できるモノが用意されている。その一つが『家族関係登録創設許可手続』である。

さっそく領事館へ事情を説明して念のため手続きの可否を聞きに行ったところ、『この事案は領事館では受付できません。』とけんもほろろ。

ある程度その答えを予測していた僕は、“常套手段”を使ってこの手続きを進めることに。

2か月後、この女性は無事両親の名前が載った韓国の家族関係証明書を手にすることが出来たのでした。

※適法な“常套手段”によりますのでくれぐれも誤解されないように。

【解説1:嫡母庶子】過去、日本においても韓国においても男子優先の戸主制度が存在し、夫が外で作った子(庶子)を認知した場合、その子を正妻(嫡母)の子として夫の戸籍に入れることができたのです。それにより、見たことも聞いたこともない兄弟(姉妹)が同一戸籍に登載されていることも珍しくなかったのです。今では考えられない『男のやりたい放題』がまかり通っていた時代もあったのですね。

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