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2017年記事一覧

「経営・管理」ビザの胆。

僕が多く手掛けている事件として「外国人の在留資格取得」の仕事があります。

中でも中心は「経営・管理」という種類の在留資格のお手伝い。

日本での会社設立から税務・労務・各種保険や許認可まで、一元的にサポートできる体制を研究しながら依頼にお応えしています。(税理士等、他の資格者からのお手伝いは必須です!)

今年は比較的希望者が多く、更新手続も含めると数十件の依頼になります。

許可率は100%で、永住申請や他の就労系ビザの申請のように不許可になることはまずありません。

在留手続の中で一番難関といわれる「経営・管理」ビザでどうして不許可とならないかと言うと、それは、

①事前の説明と
②申請者を理解させる

ことに多くの時間を割いているからだと自任しています。

この作業をすっ飛ばして『とにかく前へ!』方式で失敗する専門職が多く、無駄な時間と費用をかけている外国人もチラホラ。

ま、そのおかげで僕が飯を食えていることも確かなのですが、、、

韓国映画『密偵』を観てきました。

昨日は11日から公開された韓国映画『密偵』を観に映画館へ行ってきました。

韓国ではヒットした映画でしたが日本での上映は小規模で、海外映画ばかりを扱うシネマートやシネ・リーブリでしか上映していません。

2時間半の長作だったので、最後は尻の痛みと尿意の限界に達しました。

内容は単純で、植民地時代の朝鮮独立運動時の活動家たちの失敗と暗躍についてのもの。

つい最近も自宅で似たような映画(『暗殺』)を観たので個人的には新鮮味は感じられませんでした。

⇒『暗殺』に関する過去のエントリー

いずれの映画も韓国・朝鮮が過去日本に苦しめられた歴史が背景となっています。

それからすでに70年以上の時が経過しています。

帰り際、韓国人親子と思しき3人とエレベーターで一緒になりました。

日本の地でこの映画を観た彼らは、一体どのような思いをいだいたのでしょうか?

官報をチェックしながら国籍について思う。

依頼者へ誰よりも早く許可されたことを伝えようと、数年前からほぼ毎日帰化許可者の一覧のチェックを欠かさないようにしています。

官報によると、毎日約100人のペースで新〝日本人〟が生まれている計算。

ちなみに僕がよく耳にする質問で、『帰化すると戸籍に〝新日本人〟と記載さえるのか?』と聞かれますが、そんなことは全くありません。

ただし、自身が帰化により日本人になったとて、例えば元韓国籍の方の戸籍には両親の名前が出てくるので、<父:金〇〇、母:李〇〇>の記載が残る時点で前の国籍の痕跡を消すことはできないのです。

(そもそも日本人に化けることが帰化する目的ではないと願っていますが、、、)

日々日本の役所の方とやり取りをしている僕は、日本国籍を持たないまま日本で住み続けていることに大きな違和感を持っています。(あくまで3世代に渡り日本に住む僕自身のこととしてです。)

特に政治にかかわることができない〝外国人〟である限り、国から、『路地にさまよう野良犬と同じ目で見られているんじゃないか?』と心配になります。

久しぶりにハーフマラソンを走ってきました。

いつ振りか忘れるくらいしばらくぶりにハーフマラソンのレースにエントリーして、昨日そのレースに参加しました。

新たな走法(つま先走法)でふくらはぎの疲労を軽減できると知り、トレーニングに取り入れた結果、右足の外側を痛めてしまい、前日までレースに参加するかどうか悩んでいました。

足の痛みはありましたが当日の天候がとてもよかったのでとりあえず完走目標で参加することに。

足の様子を見ながらだましだまし走り始めると、意外に調子がよく、最後の5キロはやはり痛みが出ましたが、何とか目標の『完走』は達成することができました。(あのコンディションで2時間を切れたのが幸い!)

走る前、知人2人から「お金を払ってしんどい思いをするなんて理解できない!」とマラソンに否定的な人の〝ありふれた意見〟を聞きました。

トレーニングを積んだランナーの、走っている最中の爽快感と走り終えた後の達成感を想像することすらしない輩の偏狭な価値観に、健康な身体と自由に動く足がある僕は、もはや『可哀そうな人だな』と思うのです。

ビザのためにする結婚とビザをきっかけにする結婚と。

結婚ビザについての相談は様々です。

当然ですが、ビザ取得を目的とした不届き者からの相談には応じておりません。

こちらが資格を持った専門家であるにもかかわらず、そういった輩からの相談依頼は多いですから、、

自己防衛の意味も含めて警戒しています(金儲けや遊び半分でこの商売をやっているわけではありませんので、、、)。

それでも中には在留期限ギリギリの状態で切羽詰まって『身近な人と結婚してビザの問題を解決したい』と、どうにも微妙な相談をされる方もいます。

当然配偶者となる方も同席していただいて結婚の意思を確認したうえで相談に乗りますが、そのような状態で結婚に踏み切ることが本当にその男女にとって望ましいことなのか、僕も一緒に悩むことにしています。

大恋愛の末結婚し、その後壮絶な離婚訴訟に発展する夫婦もいれば、できちゃった婚でどちらか死ぬまで添い遂げる夫婦もいますので、本当に結婚はしてみなければなりません。

色々な男女がいらっしゃる中、一呼吸おいて落ち着いて考えさせる時間だけは作るようにアドバイスしています。

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