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2017年記事一覧

『分断国家の弊害』と『思い込みが醸し出す哀愁』

隣で70代と思しき男性二人が次のような会話をしていた。

男性A: 家族がみな韓国籍に変えようとしている。どのくらい手間がかかるのかな?

男性B: 今は変えられないよ。国籍の選択はそうたやすくできるものではないから。

「それは間違いですよ。」と言ってあげたかったけど、何せ他人の会話なのでそうもいかない。

男性Bは大きな勘違いとしている。それだけではなく、間違った情報を公然と流布してしまっているのです。

この男性二人は話の内容からどちらも在日コリアンでしょう。

分断国家のいずれもが相手方の国家を認めておず、在日コリアンは皆『韓国人』であり『朝鮮人』でもあるのです。(両国とも朝鮮半島全域を〝自国〟と定義しています。)

在日コリアンは日本の国での国籍表示(現在は特別永住者証明書上、2012年までは外国人登録上の国籍)を自身の国籍であると勘違いしているのです。

そもそも国籍とは国籍国が決めるものであって、日本人ではない在日コリアンの国籍を決めるのは日本の住民票でも外国人登録でもないのです。(アメリカ人が何人であるかを決めるのはアメリカ国、日本人が何人であるかを決めるのも当然日本国です。)

それすらわからない(そもそも朝鮮学校などでは教育しない)在日コリアンなのだから、分断した母国の国籍を後生大事に維持している意味があるのだろうかと、日々疑問が湧いてくるのです。

70年もの長きにわたり日本で外国籍を維持している男性二人の会話に、虚しさを感じる僕なのでした。

ハーフマラソンへ向けてトレーニングを開始しました。

先日テレビで60代後半の男性が46歳から始めたマラソンで、なんと2時間36分の記録を持っていることが放映されていた。

確か50歳くらいで記録したもので、4時間を切るのにも遠く及ばない僕は男性の話に驚愕した。

どうしたらそんな記録が出せるのかとテレビを見続けると、「走るペース」と「フォーム」にヒントが隠されていることを知った。

その男性は運動について研究する仕事をされている方で、 いかに「楽に」、「長く」走るかについて分析されていた。

早速今日、その男性のアドバイス通りに、「ゆっくりのペース」で「つま先から着地する」方法で走ってみた。

久しぶりすぎて楽に走れていたのかイマイチわからなかったけど、来月のレースに向けてこの走法でトレーニングを続けてみたい。

在留資格「定住者」への変更について。

「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」の2つの在留資格(ここではわかりやすくビザと表現します)があります。

いわゆる『結婚ビザ』というやつです。

結婚を続ける限りこのビザは継続されるわけですが(別居はダメですが)、不思議なことに、今週、「日本人の夫が急死したので定住者ビザに変更したい」との相談が2件はいりました。

似た相談が続くことはよくあることなのですが、あまりに似ているので正直驚きました。(年齢や配偶者が亡くなった日時までそっくり!)

果たしてこの未亡人二人は「定住者」ビザを認められて無事に日本へ居続けることができるのか?

正式依頼となってはいますが、さらに深いところまで話を聞かせていただいて、彼女らの実情を入国管理局へ正確に伝えなければならない重要な仕事に取り組むことになります。

ここ最近の大阪入管の厳しい審査を突破できるか不安をいだきつつ、、、

ランニングの季節がやってきましたが、走り続ける自信がありません。

猛暑も過ぎ去り朝晩すっかり涼しくなりました。

大阪マラソン・神戸マラソン共に落選してしまったので、この夏はこれと言って気合を入れたトレーニングをしませんでした。

それでもこの季節になると気持ちよく走れるので、そろそろハーフマラソンにでもエントリーしようと思っていた矢先。

昨日、京都入管へ3時50分着予定で電車に乗ったのですが、終点の出町柳まで一駅乗り過ごしてしまい、受付時間ギリギリになってしまいました。

神宮丸太町の駅から入管が入っている地方合同庁舎まで約250メートルのダッシュ!

何とか間に合いはしましたが、尋常じゃない息の上がり方にハーフマラソンのエントリーをちゅうちょする僕でした。

お終い。

自己主張をあまりしない日本の風習に慣れてしまった韓国人。

日本で長く住んでいるというより、日本に生まれて本国で済んだこともない僕ですが、国籍はいまだに韓国のままです。

そんな僕は異国の地である日本で外国人のお世話をする仕事に携わって10年以上が経ちます。

様々な外国籍の方と接していると、日本という国がいかに礼儀正しく厳かで控えめな国民性であるかと実感します。

多分、グローバルスタンダードからすると異様なくらいに控えめな民衆なのでしょうね。

ここ最近、紹介されてネパールの方の仕事をお手伝いしていますが、ものすごく穏やかで優しい雰囲気の方たちでした。

ただ、自己主張の強さは他の外国人と全く一緒で、その柔らかい表情と穏やかな話しぶりとのギャップに戸惑ってしまう僕でした。

お終い。

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