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2015年記事一覧

今年もいろいろありましたが、何とか無事に年を越せそうな感じです。

毎年、年末によからぬことが起こりがちな僕ですが、本年も師走にかけて気分が冴えません。

体調がすぐれなかったり、予期せぬ出費が続いたり、身近な人が病気になったり、、、

年明けとともに全て改善することに期待しています。

今年1年を振り返ると、仕事の面では外国人案件、特に日本への投資や日本での起業の相談が多かったように思います。

あと、日本国籍取得(帰化許可申請)を希望されての依頼も例年より増えました。

やはり、『日本』と言う国のブランド力は益々高まっているようです。

そんな依頼者たちの姿を横目に見ながら、日本国籍を持たない僕は、身近に起こる大きな社会イベント(大阪都構想住民投票)にすら参加できない自身の中途半端な立場について、今まで以上に色々と考えさせられる年でもありました。

事件や事故、紛争や災害が特に目立った今年でしたが、私ども『そん法務事務所』は今年も何とか無事に年を越せそうなので、ご依頼いただきましたお客様並びにご贔屓にしていただいた方々への報告と感謝の意を込めて、厚く御礼申し上げます。

また来年もよろしくお願いします。

皆様のご多幸を心よりお祈りいたします。

 

2015年12月28日

行政書士 孫勇

国籍選択に悩む女子高生の投書を読んで思うこと。

今朝は夏休み中の娘と二人で自宅近くのパン屋へモーニングをしに行ってきた。

途中、長男が現れせっかくの二人きりの時間を邪魔されて嫌な気持ちなった私。

パンを食べつつ今朝の朝日新聞を読んでいると、日本人の母親と外国人の父との間に生まれた日本に住む女子高生の「国籍選択制度」に対する思いが綴られていた。

父母両方の国に自分自身のルーツとアイデンティティー持つその女子高生は、「国が一定の年齢に達した自分たちのような重国籍者に国籍選択を迫ることに違和感と非情さを感じている」と訴えていた。

外国に住みながら4世代に渡ってしぶとく外国籍を維持している我が家にも、いつ彼女のような存在が身内として現れるかも知れず、他人事とは思えなかった。

(ちなみに僕の国籍国である大韓民国は、2011年から一定の条件の下「重国籍容認」の立場を取っている。)

切り取った投書欄を娘に渡したが、さすがに小学校5年生にはあまり理解できないようであった。

僕の地元にある『大阪偕星学園』山本監督の言葉。「貧乏でも野球は勝つ!」

インターネットのニュースサイト(ライブドアニュース)で『大阪偕星学園』山本監督のインタビュー記事が載っていたので紹介します。

「自分の子供たちを甲子園のグラウンドに立たせられて感無量です。」

甲子園出場が決まった同校野球部は、新しいデザインのユニホームを学校からプレゼントされたとのこと。

「本当に感謝しています。今まで子供たちには苦しい思いをさせてきたので。」

これまで用具メーカーを通さず、ユニホームや道具を購入。

「ダイレクトメールで来る“廃盤”を使ってました。去年のデザインで在庫処理になるものを格安で売ってもらっていた。」

練習用のユニホームは上下500円、試合用でもストライプ柄にKのマークが入ったもので上下1万円。

「お金がかからないんですよ。倉敷高のときも同じデザインだったんですが、Kのマークはマジックで書いていたんです。」

スパイクは980円だ。

山本監督いわく、「スポーツってね、国籍、肌の色、お金持ち、貧乏とか関係ないんですよ。野球がうまい奴が勝つ。貧乏でもお金持ちに勝てるんです。野球をしてるときくらいは、子供たちにそういう夢を見させてあげたい。」

「前任の高校で突然、部員が来なくなった。何でかと聞いたら部費が払えないから。僕がその子の家に行くと、母子家庭でお母さんが真っ黒に手を汚したまま出てきた。ガソリンスタンドで働いてたそうです。なのにプッチンプリンを出してくれて…。もう涙が出ましたよ。それでお金はいらないから、野球をやろうと言ったんです。」

だからこそ、「この学校でも<strong>お金がない子たちにすべてを合わせる。</strong>遠征費も1日3食ついて2500円のところに泊まってきた。」

家庭環境に配慮したチーム作りをしてきた指揮官。

「お金がないから野球ができない、勝てないというのはおかしい。そういう姿を甲子園でも見せられたら。」

同校の選手達と山本監督の活躍を期待したい!

空き室を宿泊施設に(大阪府・条例案提出へ) 今朝の新聞報道から

今朝の朝日新聞の報道によると、大阪府がマンションの空き室を宿泊施設として利用できるように府条例の制定を9月定例議会に提案することを決めたとのこと。

僕の事務所にも昨年から「ゲストハウスをやりたい、民泊をするにはどんな許可を取らないといけませんか?」など、たくさんの問い合わせが寄せられていた。 しかし、実際に営業に必要となる旅館業の許可を取るまでに至ったケースは無く、いずれの場合も企画倒れ、相談止まりとなっていた。 この度の府の条例案は、国家戦略特区による規制緩和を活用したもので、条例制定に至れば全国初の試みとなる。

外国人観光客の急増に伴い、大阪や京都など関西地域でも宿泊施設の不足が叫ばれる中、モグリの営業(ウィークリーマンションやシェアハウス)を嫌がる真っ当な事業者には朗報と言える。

条例案では、床面積25㎡以上ある物件について、以下の条件に該当することを条件に、宿泊施設としての営業を認めるとのこと。

1.寝具やテーブルなどの家具を備える

2.7日間以上滞在する「外国人」を対象とする 詳しくはこれから出される府の条例案を見て再度このブログでアップしていきたいと思います。

ソウルに『在外国民家族関係登録事務所』が開設されました。

海外在住の韓国籍者が最短で家族関係登録事務処理が可能となるよう、韓国大法院所管の『在外国民家族関係登録事務所』が開設されました。

2015年7月1日の開設日から送れること1週間、『第一号処理案件』となることを目指して、偶然舞い込んできた在日コリアンとニューカマー韓国人の婚姻申告をEMSで郵送申請。

「在外国民の家族関係登録が速くなり、処理までの所要時間がそれまでの〝3ヶ月〟から〝3?4日〟に短縮される。」とのうたい文句通り、送付後2日目にさっそく確認の電話が。

電話越しの女性担当者は何やら興奮気味に「処理が完了しました」と言い、
続いて「あなたの申告が第一号でしたよ!」と話してくれた!
(ちょっと嬉しい!!)

もちろん、これからも領事館での手続は可能ですが、特にお急ぎの方や業務として請け負っておられる方には大変有意義な出来事だと思い、ここで紹介することにしました。

ちなみに送付先は下記。

<재외국민 가족관계등록사무소>

(137-884)
서울특별시 서초구 법원로3길 14 4층401호

전화번호 82-2-590-1773

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