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2014年記事一覧

早朝、子どもたちの姿に夏(酷暑)の訪れを感じたこと。

毎朝「結構な早い時間」に学校へ行く子どもたちに付き合わされるおかげで、僕の起床時間も早まっているこの頃。
銀行員時代、9時のシャッター空きに合わせて職員の出社時間は8時だったのだが、当時、休み明けの度に遅刻していた僕は時間にとても厳しい先輩によく怒られたものだ。
自営業となった今では特に決まった出社時間があるわげではないが、なるべく決まった時間の出社を心がけている。

つい先日、眠い目をこすりながら7時過ぎに子どもたちの送り出しに出たとき。
通学バスの到着を待つ子どもたちの姿を“パチリ”。

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鳴きはじめたセミの声ももそうだが、昆虫を追いかける子どもたちの姿を見て体力勝負となる“酷暑の訪れ”を感じる僕であった。
お終い。

在日コリアンが特別永住者証明書へ『英字氏名表記』をする方法。

昨日のブログへのアクセスが思いのほか多かったので、調子に乗って『特別永住者証明書』ネタを続けます。

前にも紹介したことがあるのですが、一般の外国人の場合、外国人登録証明書から在留カードに変わったのと同時にカードの氏名表記は基本的にパスポートにある英文表記となりました。
ただし、韓国や中国など漢字圏の国籍者については別途申請することにより漢字氏名を併記してもらえます。(最近、韓国では漢字名を持たない方も多く、その場合、以前ならカタカナで対応してくれましたが今はカタカナでの表記は出来なくなっています。)

では、外国人登録証明書から特別永住者証明書へスライドする在日コリアンの場合、カードに英字氏名を表記してもらえるのでしょうか?
それが可能だとしたら、何を根拠に『英字氏名表記』をお願いできるのでしょうか?

それは、『本国のパスポートに記載されている英字氏名の表記に倣う』となります。
韓国籍の方なら韓国のパスポートを提示して、朝鮮籍(表示)の方なら朝鮮のパスポートを提示してそれをお願いすることとなるのです。
と、ここで僕の頭の中にクエスチョンが!
確か日本国は『朝鮮』を国家として認めてないはず。
新しい在留管理制度によって実施されることとなった「みなし再入国制度」においても、『朝鮮のパスポートは有効な旅券とならない』と明確に謳っていて、朝鮮国籍者は「みなし再入国制度」からも除外されていますから。

疑問を解くべく早速役所へ確認すると、案の定明確な回答をしてくれなかったので、法務省の見解を伺うように依頼。
結果、「韓国の方については韓国のパスポートの提示により『英字氏名表記』が可能だが、朝鮮のパスポートは有効な旅券とはならないのでそれをもって『英字氏名表記』をすることは出来な。」とのこと。
僕の懸念していた通りの回答だった。

結局、朝鮮籍の方は基本的に現在の漢字氏名のみの表記しか今現在はできないということ。
ちなみに昨日のブログでも紹介しましたように、特別永住者証明書には「通称名」は記載されません。
どうしても通称名の載った公的証明書が必要な場合の措置としては、自動車運転免許証か若しくは住民票を持ち歩く、または住民基本カードを新たに作って持ち歩く方法が考えられます。

【そもそも、何しに英字氏名が要るの?と疑問をお持ちの方、僕が実際にそういった場面を経験したので紹介したまでです。】

特別永住者が持つ『外国人登録証明書(カード)』はいつまで有効に使えるのか?

本日は情報提供です。(ここ最近、プライベートな話題が多かったので。)
このブログをよく見ていただいている在日コリアン、つまり特別永住者の方の外国人登録証明書(カード)の更新をいつまですれば良いのか?

さかのぼること2年前、60年続いた外国人登録制度が廃止されました。
そして日本に住む外国人に対して『新しい在留管理制度』がスタートしたのが2012年7月9日。

すなわち、『外国人登録』と呼ばれるものは法律も存在しなければ制度としても存在しません。(未だに知らない方が多い。)
皆さんが現在所持しているカードは、『特別永住者証明書とみなされる旧外国人登録証明書』だと言うことです。

では、いつまでその『特別永住者証明書とみなされる旧外国人登録証明書』は有効に使えるのか?
入国管理局のサイトに詳しい案内があります。(ここ!
分かりにくいので以下、簡単に説明します。

まず、カードの中央に赤字で『次回確認(切替)申請期間』とありますが、その下の黒字の日付が、
①2015年7月8日より前の日になっている方は、2015年7月8日までに、
②2015年7月9日以降となっている方は、そこに記載された日までに、
それぞれ更新手続きをする必要があります。

また、新制度施行日(2012年7月9日)に16歳未満だった方については、
③16歳の誕生日までに更新手続きをする必要があります。(事前に更新手続き可能:6ヵ月前から)

少しややこしいので、よく分からないと言う方は明日にでも更新手続きをおこなってください。(必要なものは現在お持ちのカードと証明写真です。)

特別永住者証明書への更新手続きは、お住いの市区町村窓口へ出頭しておこなってください。

※尚、(これも大変面倒なことですが、)特別永住者証明書には日本名、いわゆる通称名は記載されませんのでご注意を!!

ドイツV導いた多民族のパワー。(朝日新聞朝刊から)

少子高齢化が進む日本では労働者不足を外国人材に頼る以外、すでに方法がないことが明確になりつつある。
日本以外の先進国ではすでに遠い昔から労働力として移民を受け入れている。
移民政策に反対する勢力はどこの国にも存在するが、それはときとして国内の政治的・社会的不満のはけ口として、鬱憤ばらしの矛先として利用されている。

一方、移民の受け入れにより思わぬところで成功しているケースも見受けられる。
それが、今回ワールドカップで優勝を果たしたドイツチームの多民族パワーの結集に見られた。

朝日新聞の朝刊では、東西ドイツの統一後初のワールドカップ制覇となった今回、ポーランドにルーツを持つFWクローゼをはじめ、多くの移民やその子どもたちが代表選手として活躍したことをクローズアップしている。
これは国家による移民受け入れ政策が根底にあることは勿論だが、ドイツリーグの改革により各クラブが移民の子どもたちを積極的に受け入れることとなったのが大きく影響しているとのこと。
MFエジルはトルコに、DFボアテングはガーナに、MFケディラはチュニジアにそれぞれルーツを持つ。
今回、大きな期待を背負いながら苦杯を舐めた日本代表の強化のカギは、ドイツチームの強さにヒントを見つけられるのではないか。

記事の最後では90年大会の優勝メンバーでJリーグでも活躍したリトバルスキー氏の言葉が紹介されていた。
氏曰く、「個人技術の高い東ドイツの選手が加わり、(ドイツサッカーの)レベルが上がった。」
ムムム、、、我が母国にも未知の可能性を感じずにはいられない僕であったのであった。
(スポーツに関しては超~楽観主義でいたいと思う。)

お終い。

4度目の優勝を果たしたドイツの姿に淡い思いを抱く。

サッカーのワールドカップがドイツの優勝で幕を閉じた。
最初から最後まで際立った強さを発揮した完全優勝だったように思う。
この間、大人も子どももサッカー好きにはたまらないひと時だったろう。

我が家でも毎朝5時に起きての息子との観戦が終わってしまい、僕としては二重に寂しい思いだ。
反面、早寝早起きの規則正しい生活から解放されるので少しだけうれしいのも事実。
とは言っても、10月に待ち受ける大阪マラソンに向けて夏場のトレーニングをはじめなければならないのだが。(2年ぶりに抽選に当たってしまった!)

ドイツはこれで4度目の優勝となるが、過去3回の優勝はいずれも西ドイツ時代のもの。
今は無きその名前に懐かしさをおぼえる僕に対して、息子から『西ドイツって何?』と聞かれ、めんどくさがりながら『韓国と朝鮮あるやろ、それの韓国みたいなもんや!』と超~大雑把に答える僕。
小学2年の息子に世界史を語るだけの教養を持ち合わせていない無学の父は、学校の先生にそれを委ねるしかないのであった。

それにしても、我が母国もいつの日かドイツのように“一つの国家”としてワールドカップに出場して欲しいと心から願う。
それでもって“アジア初の優勝国”になったりなんかした日にはどんなにうれしいことか。

ドイツの優勝を見て、そんな淡い思いを抱くのであった。
お終い。

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