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2013年記事一覧

久しぶりの韓国映画を見ての感想。『ベルリンファイル』

韓国映画や非メジャー映画を多数上映するシネマートと言う映画館で久しぶりに韓国映画を見に行きました。

本当は今秋から上映される『悪い奴ら』の方を見たかったのですが、上映のタイミングが合わずに断念することに。(暇だとたぶん見に行くのですが。)

とりあえずスパイもので迫力がありそうなので見ることに。

内容は『シュリ』を筆頭に数ある韓国映画の中でも一般的と言っていいくらいの南北朝鮮の諜報員の悲哀を描いたもの。

しかし、同じスパイ映画でも英国の『007シリーズ』を見るときのように単純に娯楽作品として見られないのが嘆かわしい。

我が母国で起こっている『現実』に映画が謄写され、見ている最中も見終わった後も喉の渇きと変な動悸がおさまらないのでした。

韓国の故郷(コヒャン)が郡単位まで同じ同郷の方との出会いについて。

先日一緒に食事をさせていただいた韓国からお越しの方と話すと、コヒャン(故郷、一般的には父方の本籍地となる)が郡まで同じだった。

長く在日コリアンをやっているが郡までが同じ同郷の方は2人目だ。

大阪に住む在日コリアンは済州道(現在は済州特別自治道)をコヒャンに持つ方が多く、僕みたいに全羅道をコヒャンに持つ人間は極少数だ。

そして今日、事務所へ相談に来られた方が偶然にも郡までが同じの同郷の方だった。

40年以上生きてきたうちのわずか4日の間に、郡までが同じ同郷の2人の先輩に会ったことに奇跡を感じた。

これは先祖が僕を呼んでいるのではないかと思わずにはいられない。

何故なら、僕は母方の先祖の墓参りは済ませているのに、父方はその地にすら足を向けたことが無いからだ。

母方は済州道で今でも親戚同士の付き合いがあり、僕も数年前に母とその姉弟を伴って現地へ行ってきたのだ。

ちなみに僕の戸籍(家族関係登録簿)上の本籍地(登録基準地)は母方の済州道になっている。

その理由は、韓国戸籍(家族関係登録簿)を整理する際に父方の本籍地を探せなかったからだ。

あまり気に掛けたことは無いが、ずっとコヒャンは全羅道と聞いてきたので違和感が無くもない。

ま、国民の半数近くがソウルに住む韓国では、本籍地(登録基準地)をソウルに移す方も多いようなので、僕たち在日コリアンのように本籍地などにこだわること自体が古臭いのかも知れないが。

根なし草の民ゆえ、目に見えない『ルーツ』や行ったこともない『故郷』にこだわってしまうのだろうか。

お終い。

※マメ知識:昔と違って現在は結婚しても夫婦の本籍地は一緒にはならないのだ。何故なら、2008年1月1日施行の『家族関係登録法』には戸主の概念が存在しない。そのため、今でも良く使われる『誰々の戸籍に入る』などと言う事態が生じないのである。

子どものサッカー観戦で学んだことについて。(黙って見ていられない親、静かに見守る事のできる親。)

仕事とはかけ離れますが、暫し他愛ない話をお聞きください。

先日、子どものサッカーの練習試合を見に行ったときの話。

1年以上通っている息子のサッカー観戦に、どうしても連れて行って欲しいと言う娘の要望に答えてはじめて見に行く事にした。(自分が口うるさい親だと自覚しているので、“子どもの世界”にはなるべく立ち入らない事を心がけている。)

なので、我が子がサッカーの試合をする姿を見るのも今回がはじめてだ。(仕事で行けないのもあるのだが。)

僕も昔、中学まではサッカー一筋でやっていたので、子どもがサッカーをやっている姿など見た日にはやかましいサポーターとして余計な活躍をしてしまいそうで見にいかないようにしていたこともあるのだが、、、

サッカー観戦をしながらそこに来ている沢山の親御さんたちがどのようにして子どもに接しているのかを観察してみた。(サッカーよりそっちの方に興味が湧いた。)

それは千差万別であった。

僕の子と同じチームでどう見ても一番活躍していた子どもに試合後ダメ出しする親、試合中から試合後まで絶えずアドバイス(?)を送り続けてる親、終始ビデオ撮影している親、試合など見ないで喫煙所でひたすらタバコを吸ってる親。

とにかく熱心な親達で溢れかえっていた。(この場が誰のために用意された場なのか忘れさせてしまうくらいに。)

その中でも比較的多かったのは、静かに子どもの姿を見守る親の姿だった。

試合が終わるとニコニコしながら子どものそばによって何やら話しかけていた。

耳を傾けると、今まで行われていた試合の話では無く、『今からどこへ出掛けたいのか』、『何か食べたいものは無いか』などを聞いているではないか。

『あ~、きっとこんな親を持った子どもはずっとサッカーを好きでいられるんじゃないかな~』と思った。

その親御さんの子どもへの接し方を見た後からは試合の内容に気がいかなくなり、夢中でボールを追いかける我が子のたくましい表情だけを見て楽しむ事ができた。

頑張る子どものそばに必要なのは親の“熱視線”では無く黙って暖かく見守る目であり、子どもにサッカーを教える人間は“コーチ”一人で充分だと言う当たり前の事を教わった一日であった。

お終い。

子どもの自転車事故にはくれぐれも気を付けなければいけないこと。

報道によると、自転車に乗った少年(事故当時小5)にはねられた女性がその後寝たきり状態となり、裁判で少年の親の賠償責任が問われた。

裁判官は「事故を起こさないよう子どもに十分な指導をしていなかった」と判断したようで、少年の母親に対して、被害者の女性と女性に保険金を支払った損保会社に計9500万円を賠償するよう命じた。

公道で子どもたちが危険な運転をしている姿より、僕自身の感想としては大人たちの方が危険運転している割合が圧倒的に多いように感じる。

事故を起こした少年は、坂道を時速20~30キロのスピードで下っていて女性に衝突したらしい。

相当な衝撃であったことがうかがえる。

小学5年生はまだ子どもで、親に責任が生ずることは仕方がないことなのか。

この事故では事実認定に争いがあるものの、裁判官の判断は「母親が親権者としての監督義務を十分に果たしていなかった」となったようだ。

僕の娘もしばらくすると自転車通学が始まる。

娘の安全に気を配ることはもちろんだが、事故の加害者とならないことにも十分に気を付けなければいけない。

過去にテレビで取り上げられていたボクシング世界チャンプの辰吉のように、毎日子どもを学校まで送り届けようかと真剣に考えている。(自転車でですが。ちなみに辰吉さんは歩きでした。)

TBSテレビの日曜劇場、『半沢直樹』を見て頭をよぎったこと。

大阪マラソン落選によりすっかり走ることをさぼりがちになってしまっている。

走らないので寝る時間が遅くなり⇒朝起きるのがしんどく⇒仕事に集中するまで無駄な時間を要してしまっている。

明日からは早起きと適度の運動を心がけることを誓った。

最近どうもテレビや漫画ネタが多く引きこもりがちと取られないか心配しながらも、本日もテレビドラマネタになってしまった。

今はまっている韓ドラ(野王:クォンサンウ主演)ほどではないが、第一話を見て面白ろそうだと思ったのがTBSテレビ『半沢直樹』。

以前NHKで放送されていた『ハゲタカ』と内容がかぶっているような気もするが、キャストが良く舞台が銀行なので昔を思い出させてくれるのがまた良い。

振り返ると楽しい思い出しか思い浮かばないが、辞めて10年近く経つ今でも行員当時の夢を見てうなされることが1年に何度かある。

これはトラウマなのか?

長年僕のようなはみ出し者をよく我慢して雇ってくれていたと今でも感謝しているが、二度とあの環境に戻りたくないのが正直な思いだ。(結局はみ出したまま辞めちゃったけど!)

当時バブルがはじけたことを見極められない経営陣が雇い入れた僕らの70人近くの同期の中で、今も現役で残っている人間はわずか数人。

その中の誰でもいいから何とか頑張って理事長の座を射止めてほしいと心から思う。

辞めてから10年が過ぎてもなお、昔の会社のことを思うのは愛情なのか未練なのか自分でもよくわからない。

確かなのは、わずかな取引ではあるものの僕のメインバンクとなっていただいている事実のみだ。

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