街で見かけた子どもを叩く大人のこと。
街に出ると、いい大人が子どもを信じられないほどの強さで叩いていたり、耳を塞ぎたくなるような下品な言葉を使い大声で叱っている光景をここ最近立て続けに見た。
いずれも自分の子どもだと思われる。
近年急速に表ざたになっている児童虐待問題だが、世間に聞こえてくる被害を受けいる子どもの声は極わずかに過ぎないだろう。
子どもの虐待のニュースほど胸が痛むものない。
正直、虐待している親を見ると逮捕して警察へ差し出したくなる。(それこそ『カバチタレ!』に登場する行政書士補助者栄田のごとく。)
子どもじみた発想だが、心底憎しみを覚える。
どうすれば一番信頼出来るはずの自分の親から子どもたちが虐待を受けずに済むのか、何度も考えた。
『子供時分に虐待を受けたことのある親がそれを自分の子どもに繰り返す傾向にある』とか、あらゆる原因や統計結果を見ることがあるが、そんな理由で虐待を受ける子どもはたまったものではない。
子どもを虐待から守る法整備・環境整備を、もっと厳しいものとして実現してほしい。
(例えば誰でも緊急逮捕できるようするだとか。児相に更正した元ヤクザを雇い入れるだとか。)
虐待している親を教育したり救済するよりも、今、この時、死の危機に瀕している子どもたちを助けることが優先されるべきだろう。