ミゲル少年が歌う、『消~臭~力~』のCMに秘められた思いとは。
- 2013.03.12(火)
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二日続けて新聞からの情報ネタ。
ちょっといい話だったので紹介します。
朝日新聞のコラムで、エステーの会長が語っていたお話。
今ではすっかりおなじみとなった『消臭力』のCMでとても美しい歌声を披露するミゲル少年。
実はこのCMが流れ始めたのは2年前の東日本大震災直後のこと。
僕の記憶にもあの時テレビで流れていたのは、『こんにちは~ありがとお~、魔法の言葉で~』のフレーズが一時頭から離れなかった公共広告機構のCMだ。
エステーの宣伝部では、震災後の暗い空気を一変させようと苦情を覚悟で斬新なCMの放映に踏み切ったのだそうだ。
実はあの時、ミゲル少年が歌っていた場所はポルトガルのリスボンと言う街。
リスボンは18世紀に市民の3分の1が犠牲になったといわれる地震と津波の被害から復興した街らしのだ。
バッシングも覚悟してのCM放映であったが、オンエアで流れたミゲル少年の歌声を聞いて胸のもやもやが晴れた方が沢山いらっしゃったのでは。
昔好きで見ていた『がっちりマンデー』と言うテレビ番組に度々出演していたエステーの会長さん。
とても魅力を感じる人だなと思っていましたが、このコラムを読んでより一層好きになりました。