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昨日見た宮部みゆき原作の『理由』のドラマが、原作とはずいぶんかけ離れた作品になっていたことについて。

昨日、久しぶりに日本のテレビを見た。

というのも、我が家のテレビはもっぱら韓ドラか韓国ミュージック映像又は子供向けアニメしか流されていないのだ。

1番と2番目は妻、3番目は子供たちのお気に入りだ。

昨日はいつもより帰りが早かったので、それでも録画したものを見たのだが。

確か10年以上も前に読んだ小説だったが、すっかり内容を忘れてしまっていた。

ドラマを見ているうちに思い出すだろうと思ったが、僕のイメージした内容とは違った進行となっていた。

原作は確か、競売不動産にまつわる殺人事件を、競売物件を安易に購入した素人が体験した地獄のような現実とそれに群がるブローカー達の話を、法律的権利関係やその根拠となる借金問題、それに係わる家族の問題を複雑に織り交ぜながら語られるもっと恐い物語だったような気がする。

宮部みゆきさんの作品は、社会派小説から歴史物、SFまで、何をテーマにしてもハズレがないように思う。

最近遠ざかっていたので、久しぶりにチャレンジしようと思う。(最近のお勧めあったら教えてください。)

それにしても、前にもこのブログで紹介した松本清張の『砂の器』のドラマ化しかり、大作を映像にするとその多くが失敗と言うよりそれ自体が無理なんじゃないかと思わせる作品であった。

それでも、次週も『宮部作品』の映像化を見ようとは思う。

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