いじめについて。
いまだに後を絶たないいじめによる自殺者。
今日も新聞に中学2年生の子供を亡くした父親のコメントが出ていた。
『息子と見たい世の中があった。
亡くした息子が連れてきたであろう嫁となる女性やその二人の間に産まれたであろう孫達との未来が、、、』
何と悲しいことだろう。
だが、それだけではないのだ。
孫にもやがて妻ができたであろうしその二人の間にもまた子供が産まれ、、、
脈々とつらなる人の歴史を“加害者”達が絶ってしまったのだ。
学生時代、間違いなくいじめに遭うタイプではなかったが、ともすればいじめる側に立っていたのではないかと今思い出すとおぞましい。
子供達に自主的に自覚をもたせるのは至難の技で、“常にいじめの加害者たる学校”と“子供を見守る大人達の視線”だけが、いじめを防止する唯一の方法なのではないだろうか。