コリアン・タイム。
先日、依頼者の要望で、ある契約の場面に付き添うことがあった。
約束の時間に約束の場所で車に乗せられると、途中で別の方が便乗してきた。(この時点で車内は私を含めてコリアン6人)
だが、その女性の表情は何故だか怒りぎみだった。
なんでも約束の時間に来なかったことで、待たせている日本の方に申し訳ないと怒っているらしく、ブツブツ言い始めた。
女性いわく、『韓国人は日本に来てもコリアンタイムだ。日本では通用しない!』と。
その女性が何度も口にする『コリアンタイム』と言いう言葉に、今度は同乗していた男性が『あんたも同じ韓国人だろうが!』と怒り出し、車内は物々しい雰囲気に。
何とかたどり着いた目的地でもひと騒動あったが、契約は無事に完了した。
確かに普段僕が接する韓国人達も時間を守らない人が居るには居るが、皆が皆そうかと言うと、そんなことは無く、キッチリした方も沢山いらっしゃる。(ちなみに、時間ではなく日にち遅れもたまにある。)
とにもかくにも、韓国人の前で同じ韓国人が『コリアンタイム』を連呼しては、無用の騒動を引き起こすだけなのであった。