初めて従業員ゼロで「経営・管理」ビザの申請をしてみた件
- 2025.01.18(土)
- VISA・在留資格関連 ,
- 入国管理局情報
昨年はその前の年に比べてビザの申請件数が減りました。ここ数年では初めてのこと。
それでも極端な経営難に至らなかったのは、比較的ボリュームのある「経営・管理」のビザ申請の依頼が多かったのが要因です。
しかし、依頼の中のほとんどを占める韓国人起業家からのオファーのうち、なぜか昨年は間に入るケースが多かった年です。
すなわち当事者である依頼人との直接対話が難しい状況が続きました。
間に人が入ることで一番困るのが、その方が「必要以上に活躍しようと頑張る」ことです。
僕のアドバイスを依頼人へ伝えるどころか、自身の見解(どこかから聞いてきた噂話)を展開し、僕と依頼者とのコミュニケーションの邪魔をするのです。
中でも多かったのが、「従業員など必要ない」と「ビジネスの準備中でもビザが出る」の2点です。
経験上、この2つについては僕なりの『申請の極意』があり、その方が主張する手法は使ったことがほとんどありませんでした。
しかし、「親身になって」話す仲介人の話を信じがちな依頼人は彼の言うとおり進めるよう主張されます。
仕方なくその通りの申請を4件ほど立て続けに行ったのですが、その結果は、、、僕の心配をよそに全て一発許可(一発許可とは追加資料の求めなく許可をもらうこと)。
これまでの自分の極意を見直さなければならないと感じた出来事でした。ただし、これらの申請はいずれも「入管の超繁忙期(結果まで6ヶ月待たされていた時期)」に行ったもので、審査する側の事情が多分に影響を与えたのだと分析しています。
あと、従業員無しでの申請には、『申請時に申請人自身が日本に居ること』が要件とり制約があります。