帰化した特別永住者が韓国籍を回復した際、果たして再度特別永住者に戻れるのか?についての検証。
- 2024.04.25(木)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) ,
- 帰化申請業務関連
前回ブログの続きになります。
困難を乗り越え無事に韓国籍になった際、日本に在留する「外国人」になることをお忘れなく。
と言うことは、日本の在留資格(分かりやすくビザと呼びましょう)取得が必須になるわけです。
在留資格には20以上の種類がありますが、そのうちの何のビザがあてがわれるのか?
勿論誰しも『特別』永住権の再取得を望むのではないでしょうか?その名のとおり『特別』なビザですから、、、
ちなみに、以前、意図せずオーバーステイになった夫婦の場合は2人とも「定住者」のビザとなりました。
結論を言うと、過去に特別永住者だった人間はその時と同じように特別永住者のビザに戻せるのではと思いがちですが、そのようなワガママはとおらないようです。
これは法務省に問い合わせて分かったのですが、「入管特例法が施行された1991年」を起算点に、韓国籍回復後に『特別永住者』があてがわれる人とそうでない人に分かれます。
簡単に説明すると、「過去に一度でも特別永住権を持っていた人がそれを失うと、もう2度と特別永住者には戻れない」と言うこと。
詳しく知りたい方、その他のご用命は『そん法務事務所』まで(情報収集のみを目的とした問い合わせは堪忍してください)。