高裁で画期的な判決が出ました。国外退去を恣意的に運用する入管への歯止めとなるか?
- 2021.09.24(金)
移民受け入れをやらない先進国である日本では外国人への厳しい処遇が繰り返されているようです。
僕も仕事柄何度も目の前で依頼者である外国人が入管職員に連行され収容所へ送られる姿を見てきました。
一旦収容されると裁判でも起こさない限り中々出ることができないし、裁判の継続自体がその外国人を日本に繋いでおく条件にもなっている現実もあります。
今回の高裁の判決では『その裁判する機会』を奪われた外国人が国を訴え、熱意ある弁護士らが国に土をつけた画期的なもの。
しかし勝者である外国人らはすでに強制退去させられて日本にいない。
日本国とその国民を守る使命がありそれを執行してると国はやたらと言いますが、やり方に問題があるとそれは自己満足に過ぎません。
今朝の朝刊に「関東大震災の朝鮮人追討式典にずっと追悼文を送らないある知事の行為」に疑問を投げかける投書がありましたが、トップ(首相や知事)の行動が国民や市民の安全を守ったり脅かしたりすることをもう少し想像力を持って考えていただきたいです。
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