- HOME
- ブログ
- VISA・在留資格関連特定技能在留手続
- 「辻調を卒業しました。私は日本で一体どんな仕事ができますか?」
「辻調を卒業しました。私は日本で一体どんな仕事ができますか?」
- 2021.06.19(土)
- VISA・在留資格関連 ,
- 特定技能
辻調理師専門学校と言えば、料理を学ぶ人にとってあこがれの場所ではないでしょうか?
僕の知る限り韓国からの留学生も多数在籍しているようで、その卒業生や彼らを雇い入れた飲食店経営者から就労ビザについての相談を受けることも結構多いです。
その多くは辻調で培った『料理の腕前』を現場で試したい、試させたい!との相談です。
その意気込みや熱意、漲るやる気は僕にも熱く伝わってきます。
しかし、彼らや彼らを雇い入れた飲食店オーナーの切なる願いはほとんどと言っていいほど叶えられません。
何故か?
それは日本の『出入国管理及び難民認定法』に定められたルールに原因があります。
調理師として活動する在留資格(分かりやすく【ビザ】と言いますね)として『技能』と言うビザがあります。
しかしこれは10年以上のキャリア(例外あり)を求められ、日本の専門学校で学んだ2年~3年ではとても10年を満たすことなどできません。
それでは辻調で一生懸命料理人としての技能を磨いた彼らは、一体どうやったら日本の現場で自身の腕を振るうことができるのか?いや、それ自体不可能なのか?
その解答は、、、次回にゆずります。