韓国への渡航制限が解け一部解禁となりました。ただし韓国側の日本人受入れ体制は整っているのか疑問です。
- 2020.10.08(木)
- VISA・在留資格関連 ,
- コロナ関連
ここでは日韓間の渡航プランについて日本の外務省が公表しているアナウンスを少しかみ砕いて照会します。まず第1回目は日本⇒韓国のビジネストラック(※)から。
※ビジネストラックは、例外的に韓国又は日本への入国が認められ、「活動計画書」の提出等の追加的条件の下、韓国又は日本入国後の14日間の自宅等待機期間中も、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる主に短期出張者用のスキームです。
日本⇒韓国(短期出張のケース)
-韓国-
⑴韓国の受入企業等が韓国内の関係省庁等へ活動計画書及び同意書を添付して隔離免除書の交付申請を行う【現時点で具体的な案内は見当たらない】
-日本-
⑵日本にある韓国領事館等で査証(VISA)の申請手続を行う⇒「申請前48時間以内に医療機関が発給した診断書」の提出が必要
⑶韓国領事館等で隔離免除書を受領⇒隔離免除書のは1週間のみ有効
⑷出国前72時間以内にPCR検査を受けてその証明を取得
-韓国-
⑸空港等で
PCR検査を受ける
隔離免除書等を提出
自己診断アプリの導入
⑹入国後は
隔離免除期間中は公共交通機関不使用
活動計画書に基づいた行動制限に従う
⑺帰国前は
14日間の健康モニタリング
出国前72時間以内にPCR検査を受けてその証明を取得
⇒滞在が14日以内の場合は不要
-日本-
⑻帰国時は
空港でコロナウイルス感染症の検査を受ける
質問書・誓約書・活動計画書・検査証明を提出
接触確認アプリの導入
⑼帰国後は
14日間の公共交通機関不使用
14日間の活動制限に従う(自宅⇔勤務先限定)
【 】に示しましたように現時点で韓国内での手続について具体的な案内が見当たらないのでビジネストラックを利用しての渡韓はまだ先になるように思います。