国籍回復の手続、日本に居ながら韓国籍を取得するまで。
- 2019.11.22(金)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) ,
- 帰化申請業務関連
相変わらず在日コリアンはじめ、多くの外国人の方から帰化許可申請についての相談やオファーを受けます。
実際に受任するまでに時間を要しますが、直接事務所へ訪ねて来られる場合の成約率は他の業務より格段に高いものです。
また、これとは真逆の手続、「帰化して日本国籍を取得したがそれを韓国籍に戻したい」との相談もちらほら見受けられます。
帰化申請と違ってほとんどが相談で終わるのですが、この手続に臨んだことが過去に1度だけあります。
その夫婦はどちらも60代の方で、30年~40年前に日本の国籍を取得、夫の強烈な韓国への帰趨本能からか、国籍を韓国に戻そうとなったのでした。
韓国国籍法を調べ、日本に居ながらでも韓国国籍の再取得(国籍回復届出による)が可能であることを確認、いざ韓国領事館へ申請を行いました。
領事館の方も、『領事館では初の受付になるので、少し時間をいただきたい』と自信なさげ。
この時の領事館の不安げな対応が、後にこの夫婦に大きな災厄として降りかかったのでした。
ちなみに韓国への国籍回復はできたのですが、、、