日韓の関係悪化によるVISAや帰化許可手続へ及ぼす影響について心配する声が多いです。
- 2019.07.17(水)
- 入国管理局情報
韓国の方が多く相談に訪れる当事務所では、ことあるごとに関係悪化が報道される国家間の政治状況に一方当事国に在留する自分たちの身分が危険にされされないかと心配する声が多く聞こえます。
もちろん、韓国在住の日本の方々も同じ状況なのは想像に難くありません。
VISA申請や帰化許可申請の相談に来られる韓国人からは、関係悪化により自分たちが不利益な扱いを受けるのではないかと戦々恐々とされています。
『決してそのような恣意的な判断はなされないと信じます!』とは言うものお、今回に限っては相当根の深い諍いに発展しておりまして、何ら影響が及ばないとも言い切れないのではないでしょうか。
国家が一定の国・国民に対して差別的な取扱いをすること、またはそのような指示を発出することはありえないと信じたいですが、人間がやることなので、国のおかれた状況に配慮して審査をする公務員も当然出てくるだろうと思います。
そのように考えると、韓国の方々が心配される『自分たちへの不利益な扱い』が全くないとも言い切れません。
国家間の諍いに国民が巻き込まれることは避けて通れないものなのです。