数年ぶりに仮放免申請が許可された。ただしこれは出国準備のためのもの。
- 2018.04.25(水)
- VISA・在留資格関連 ,
- 入国管理局情報 ,
- 在留特別許可
紆余曲折を経て現在入国管理局に収容されている女性がいます。
全て本人の責任と言って済ませるのは少し可哀そうなその女性には日本人のご主人がいます。
外で待つご主人を長年サポートしてきましたが結局女性自身の決断により自主的に出国することに。
最後に身の回りの整理をしたいとの理由で、出国することを約束したうえで<仮放免申請>を行っていました。
約束の時間より1時間半以上も前に入管に現れたご主人の心境は如何に、、、
久しぶりに夫婦が触れ合う時間ができる喜びもつかの間、女性は短い仮放免期間を終えて母国へ帰国することになります。
待合で待つ僕らの傍らでは、『昨日面会したばかりの主人が居ない!』と涙声で取り乱している女性の姿がありました。
西洋人の男性が『多分今朝がた強制送還されたんだよ。この場所は普段は心優しく見える日本人の裏の顔が見える残酷な場所だ。』と、お連れの女性と語っていたのが印象的でした。