女子大学生の訪問を受けた件。
- 2018.01.18(木)
- 帰化申請業務関連
懇意にしていただいているNGO団体の紹介で、女子大学生が僕の事務所を訪問しました。
論文作成のテーマにした<在日コリアンの帰化手続>について、実務上の実態を知りたいのだということで時間を作りました。
最近思うのが、この年齢になると自分よりも年長者から得られる経験則よりも若者から得られるタイムリーな情報や思考の方が有用であることです。
その意味でも彼女が何を知りたがっていてどんな理由でそのことを論文のテーマにしたのかを是非聞いてみたいと思ったのです。
話を聞くと、彼女自身が生粋の日本人であることと歴史的なことも踏まえて在日コリアンについてよく理解していることにとても驚きうれしく思いました。
帰化により益々マイノリティー化が進む在日コリアン社会ですが、特に特別永住者は本国へ帰ることもありませんし、母国語を話せる方の割合もたかが知れていて、自然、日本の国へさらに馴染んでいくことは仕方がないこと。
欧米人やアフリカ系のように外見では判断しにくいため、帰化によりその存在はいつの日か奇麗に無くなってしまうのでは無いかと懸念する方もいると聞きますが、時代の流れは誰にも止めることが出来ません。