何も生産されない士業と言う職業について。
- 2017.11.28(火)
- 憤慨
申請書の束を見て、『わー、準備大変でしたでしょう!』と言ってくれる方もいらっしゃるのですが、僕の職業は本当に仕事をしている様子がわかりにくいと思います。
パン屋なら出来上がったパンを頬張り、建築屋さんなら完工した自宅を見て、職人さんの仕事の成果を現物として見たり味わったりすることができる。
しかし、行政書士の仕事は依頼者に代わって問題を解決したり、役所への申請をお手伝いする仕事。
許可が出て許可証を見ることはあっても、それは紙切れ一枚。
それに10万、20万、30万と請求されると『吹っ掛けられた!』と思う方もいるかも知れません。
なので、極力事前の説明(手続きの流れ・所要時間・実費と手数料)に時間をかけるようにしています。(それすらも『聞いてないよー!』という困った人もいますが、、、)
最近では書面を利用して説明をすることも増やしましたが、これがなかなか難しいのです。
僕らの依頼される仕事がほとんどの場合ケースバイケースで、一律の見積りや所要時間が図れないからです。
それを逆手にとって料金を値切ってくる方もいらっしゃるので、本当に注意しなければならいと思うのです。
(昨日からの怒りがまあ癒されないので、ブログにぶつけてみました。)