日本の首相が「難民と移民に関する国連サミット」で継続的な難民支援への取り組みをうったえていた件。
- 2016.09.26(月)
- 入国管理局情報
日本の法務省入国管理局の公表資料によると、2015年における難民認定者数等については下記の通り。
・難民認定申請者数:7,586人(過去最多)
・難民認定申請の処理数:3,898人
・難民認定者数:27人(このほか,人道上の配慮を理由に在留を認めた者:79人)
難民として日本での在留が認められた人の数が多いか少ないかは個人の判断にゆだねられる。
ちなみに『全国難民弁護団全国会議』の公表資料によると、
・世界中で紛争または迫害から避難を余儀なくされた人の数:約5,950万人
・うち、 国内に留まって避難している国内避難民の数:約3,820万人
・国外に出て避難している難民の数:約1,950万人(難民全体の約86%の約1,240万人が発展途上国にいる。)
・国外で庇護または難民の地位を求めている人の数:約180万人
同会議によると、
・日本では難民不認定率が 3 年連続で 99%を越えた。
・審査手続きの長期化も懸念されていて、申請から認定までに 7 年超のケースもあると言う。