在日コリアンの戸籍整理(家族関係登録整理)はどこですべきか?
- 2016.01.13(水)
- 国籍・家族関係登録(戸籍) ,
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事務所への依頼としてその割合が増え続けている『相続についての相談』や『帰化許可申請手続』。
その前提として、韓国の身分関係(家族関係登録簿)を正当なものに整理することを求められることも多々あります。
手続は基本的には住所地を管轄する在外公館(韓国領事館)で受付してもらえます。
しかし、それ以外にも方法があり、
①在外国民家族関係登録事務所へ郵送する方法、
②登録基準地の市区町村役場(市庁・区庁・邑事務所・面事務所)へ郵送する方法
などです。
時には法院(裁判所)の許可を得なければならない手続もあり、その際は登録基準地を管轄する家庭法院へお願いすることも必要。
このブログの過去のエントリにあるように、2015年7月1日に開設された在外コリアン専門窓口へ書類を送付する方法を選択していた僕ですが、何やらここ最近先方の様子がおかしいと感じています。
韓国領事館の職員の様子がそうであるように、少々対応に?嫌がある〟ように感じてします。
在日コリアンの複雑怪奇な身分関係と、出てくる書類と韓国での身分情報との整合性の無さに嫌気がさしてのことだろうか。
日韓の狭間で両国の身分登録をそれぞれ別々に行わなければならなかった在日コリアンの特殊事情について理解してもらうのは、そう簡単にはいかないものだ。