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2回目の大阪マラソン。今年もなんとか完走できました。沿道の市民の方の声援と『救護員』の救済に感謝です!

20キロを過ぎたあたりで、走る前から気になっていた左足ふくらはぎが「ピクピク」しだした。
こんなところで歩いている場合じゃないと思いながらも痙攣寸前の左足が気になって歩くしかなかった。
そこから先は地獄のような道のり。
歩けど歩けど進まない。

「歩くのって、走るよりよっぽどしんどいんや、、」
そんなことを考えながらとにかく足の回復を待ちつつ歩く。
「お前ら競歩ちゃうぞ〜!」との声援とも罵声とも受け取れる西成のオヤジの声を背に、ゴール目指して一心に歩き続けた。

あと2キロ、40キロを過ぎたところでとうとう両足が攣り、その場に尻餅をついて倒れ込んでしまった。
両足のつま先に両手を伸ばしていると今度は腹筋が攣った。
「誰か助けてください!」って言わんばかりのか弱い目で走り行くランナーを見渡すも、40を過ぎたジジイに手を差し伸べる天使はなかなか現れず。
それでも人の良さそうな50代の男性が、自身も体力の限界なのだろうが力一杯僕の両足のつま先をプッシュ。
それでも立ち上がれずにいると、救護員のビブスを着た方たちが集まってきて彼らに抱えられたまま道路脇へ。
「どうされます?両足が攣ったら無理だと思いますよ。」との優しい声かけに、「這ってでもゴールしますよ、、へへっ」と不敵な笑みで返した。

足を引きずりながら何とかWTCが見えるところまで来ると、先にゴールした友人から「生きてるか〜?」の電話と、ゴールで待っててくれていた姪から「今どこおるん?」のLINEが、、、

前回、40キロ過ぎに感動の涙を流したのとは全然違うフルマラソンだったが、7時間近くもかけて大阪の街を駆け抜けるというとても貴重な経験をしたのだった。
両足の攣った僕を助けてくださったおじさんランナーと適切な処置で僕の完走をサポートしてくれた救護員の方々に心から感謝です。
(来年も懲りずにエントリーしますよ!)

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≪国道26号線住之江競艇場付近で、ジバニャンと。≫

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