高校無償化裁判の傍聴に行って来ました。
在日コリアンに対する差別の中でも国家によるあからさまなものが、高校無償化制度からの朝鮮高校生徒の廃除です。
それでなくてもヘイトスピーチの的として人権蹂躙の被害を受けている子供たちへ、マイノリティーへの差別を防御してくれるであろうと信頼を寄せるべき国家による差別で、果たして高校生たちはこの国を好きになれるだろうか。
証人尋問でも行われない限り早い時は1分とかからない裁判だが、沢山の傍聴人へ配慮してか、原告代理人は毎回書面を読み聞かせてくれている。
朝鮮高校側の弁護団はほとんど手弁当(ただという意味。)で弁護を引き受けていると聞く。
残念なのは、毎回同じ顔ぶれがしか集まってはいないこと。
彼らの頑張りに敬意を払う意味でも、より多くの味方が傍聴に来ていただけるとありがたいのだが。